米新聞に「感謝」 邦人が掲載
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米新聞に「感謝」 邦人が掲載

5月11日 7時21分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

東日本大震災を受けてアメリカの人たちから寄せられたさまざまな支援に対する感謝の気持ちを伝えようと、アメリカに住む日本人の有志らが、現地の新聞の紙面に大きな文字で「ARIGATO(ありがとう)」などと書いたメッセージを載せました。

感謝のメッセージを掲載したのは、首都ワシントンなどに住む日本人や、アメリカにゆかりのある作家や外交官、それに超党派の国会議員など日本人の有志合わせておよそ300人です。メッセージは10日付けのアメリカの新聞「ワシントンタイムズ」に紙面の1ページすべてを使って掲載され、握手をする2つの手のイラストの下にアルファベットで「ARIGATO」という大きな文字が書かれています。そして、「共に汗と涙を流して下さっているあなた方は本当の友人です」といったメッセージが添えられています。東日本大震災を受けてアメリカでは、政府による大規模な支援活動のほか、市民レベルでも支援の輪が広がっていて、各地で市民が率先してチャリティーイベントを開いたり、アメリカの赤十字にはこれまでに日本円で160億円を超える義援金が集まったりしています。メッセージの掲載を呼びかけた日本人有志の1人は「アメリカの人たちに、民間の立場からお礼が言いたかった。市民同志の絆を深めることで少しでも被災地の復興を後押ししたい」と話していました。