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能登麻美子の「a day in my life」:声優 能登麻美子の日々感じたことや心に響いたこと、プライベートなどをミニコラムでご紹介します

能登麻美子プロフィール

能登麻美子:写真
出身地:石川県
誕生日:2月6日
趣味:写真
特技:華道

アニメ「地獄少女シリーズ」閻魔あい役や、アニメ「ケロロ軍曹」アンゴル=モア役などの声優を務める。
また数々のTVCMのナレーションやラジオのパーソナリティー等幅広い分野に出演するなど活躍中。

最終回  コラムを通じて感じたこと

本当に私でよいのだろうかと、何度も思ったのを覚えています。
このコラムが始まる前、アボコムさんとの顔合わせがありました。
担当して下さる方々や、社長さんまで同席して下さり、
皆さんとお話させて頂いたこと、今でもよく覚えています。

私がさせて頂いている声≠フお仕事では直接関わり合える機会の少ない分野であろうアボコムさんがどうして自分を知り、又選んで下さったのか とても不思議でした。
そして何より、私がこの会社の、アボコムさんのお力になれるんだろうか不安になりました。
私≠ニいう存在を通して、アボコムさんという会社に
どれだけのお還しが出来るのだろうかと・・・。
そんな様々な思いを抱きながらお話を伺っていた時のことでした。
私を知って頂くきっかけのひとつになったあるコマーシャルの話になりました。
そのコマーシャルで私はナレーションをやらせて頂いたのですが、
それが印象に残ったと仰って下さいました。

私はそのコマーシャルをすぐに思い出すことが出来ました。
私にとっても思い出深かったもののひとつで、収録の際、ディレクターさんがこの原稿を、多くの人に伝えよう語りかけようというのではなく、たった一人の人に向かって例えば耳元でそっと大事なことを伝えるように語りかけてくれますか・・・≠ニいうニュアンスの指示を頂きました。
その原稿自体は感情的なものではなく、情報をしっかりと届けるという種類の原稿でしたが、私は大切なそのことを届けたい、届くように、その人の心に触れるように、たった一人の人に向けて語りかけるように読ませて頂きました。

そういう指示を頂くこともなかったので私にとってもとても印象的だったのと、変な言い方かもしれませんが、たった一人の人に向けて語りかけるように・・・≠ニいう距離感が自分の中ではストン≠ニ腑に落ち、心が静かになると言いますか限りなく素直にありのままの心で向き合えるような気がしました。
技術としてはまだまだで、拙いですが出来る限りやらせて頂いた記憶があります。

まさかあの時のナレーションのお仕事がアボコムさんとのご縁のきっかけのひとつになろうとは、夢にも思いませんでした。
何がどう繋がるかは本当に分からず、ただ分かるのはその時、自分が出来ることの精一杯を注いでいく、それだけなのではないかなと、アボコムさんとのご縁を目の前に改めて感じました。

私がアボコムさんに何をお還し出来るかは分からないけれど、
やはり同じ様にこのコラムを通して書かせて頂きたいと思うことを、なるべく丁寧に現していこうと思いました。
そして、あの時のコマーシャルのナレーションの様に、
たった一人の人に向けて伝えるように・・・と
心のどこかで思いながら書いていたかもしれません。
矛盾する表現に聞こえるかもしれませんが、目を通して下さる方々の存在、多くの存在を感じながら、同時にその方々お一人お一人の心に向けて書きたいなと。
その時、ここに書かせて頂きたいと思うことに
限りなく忠実に、素直に、シンプルに・・・。
(なかなか言葉に出来ず、表現不足は多々あったと思いますが・・・笑)
アボコムさんは、このコラムを自由に書かせて下さいました。
そのことにも、とても感謝致しております。

そして、当初のお話よりも長く、今日まで、
このコラムを続けさせて頂くことが出来ました。
拙い文章ではありましたが、ここに書かせて頂いたものが、
何かひとかけらでも皆さんの、それぞれの心に触れていたのであれば、心から嬉しく思います。

例え直接的ではなくとも、皆さんとアボコムさんを繋ぐ橋に少しでもなれていたのであれば、心から嬉しく思います。

このコラムに目を通して下さった皆さんお一人お一人に
感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございました。
そして、アボコムさん。
今まで本当にありがとうございました。

皆様の健やかなる毎日と、笑顔と、プロセスを心から祈っています。

又、お会い出来る日まで・・・。

ありがとうございました!!
愛を込めて・・・

能登 麻美子。

2011.5.10 更新


『能登麻美子のa day in my life』 の掲載について、5月31日をもちまして終了させていただきます。

次回より、新規コラムをご予定しておりますので、
引き続きご愛読いただけますよう、お願いいたします。

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