NHK北海道のニュース 札幌放送局
“江差線存続で負担70億円”
4年後の北海道新幹線の開業後、JRから経営が分離される江差線の存続について話し合う会議が開かれ、路線を残した場合でも、国の新たな支援制度を活用すれば、30年間の負担が当初の試算よりも60億円少ない、およそ70億円にとどまるとの見通しが示されました。
JR江差線の五稜郭駅から木古内駅までの区間は、北海道新幹線の開業後、並行在来線としてJRの経営から分離されることになっています。
10日の会議は沿線の自治体の代表などが出席して開かれました。このなかで、路線を残した場合の地元負担について、国の新たな支援制度を活用すれば、30年間の負担は当初の試算よりおよそ60億円少ない70億円にとどまるとの見通しが示されました。
北斗市の高谷市長は「負担をさらに減らせる可能性もあると思うので、路線を残せるように、ほかの自治体にも働きかけていきたい」と話していました。
協議会では、来年3月までに鉄道を残すかどうかや、残した場合の自治体ごとの負担割合などを決めることにしています。
05月10日 19時17分
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