手塚漫画を被災地へ…火の鳥など870冊
読売新聞 5月10日(火)22時15分配信
兵庫県宝塚市は10日、漫画家・手塚治虫さんの著作権を管理する手塚プロダクション(東京)から、「火の鳥」や「ブラック・ジャック」など手塚漫画30作品計870冊の寄贈を受け、東日本大震災の被災地に届けると発表した。
宝塚市は手塚さんが青少年時代を過ごした地で、市立手塚治虫記念館もある。同市に手塚プロから「被災地に漫画を送ってもらえないか」と打診があり、4月下旬に920冊が届いた。うち子供向けの870冊を選び、同市が炊き出し支援などを行ってきた岩手県大船渡市と福島県須賀川市に半分ずつ送ることにした。
宝塚市は、小学校の図書室などに置いてもらうことを希望。担当者は「私たちは阪神大震災も経験したので、不安な思いで過ごしている子どもの様子が想像できます。少しでも手塚漫画で楽しんでもらいたい」と話している。
宝塚市は手塚さんが青少年時代を過ごした地で、市立手塚治虫記念館もある。同市に手塚プロから「被災地に漫画を送ってもらえないか」と打診があり、4月下旬に920冊が届いた。うち子供向けの870冊を選び、同市が炊き出し支援などを行ってきた岩手県大船渡市と福島県須賀川市に半分ずつ送ることにした。
宝塚市は、小学校の図書室などに置いてもらうことを希望。担当者は「私たちは阪神大震災も経験したので、不安な思いで過ごしている子どもの様子が想像できます。少しでも手塚漫画で楽しんでもらいたい」と話している。
最終更新:5月10日(火)22時20分