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関連会社社長“裏金授受”の場面を証言
民主党・小沢一郎元代表の資金管理団体「陸山会」をめぐり、政治資金規正法違反の罪に問われている元秘書らの裁判が10日、東京地裁で行われた。中堅ゼネコン「水谷建設」の関連会社社長が出廷し、水谷建設側が元秘書に裏金を渡したとされる場面について証言した。
これまでの裁判では、水谷建設・川村尚元社長が「04年と05年の2回にわたり、元秘書・大久保隆規被告らに現金1億円を渡した」と証言している。
10日に証人として出廷した水谷建設の関連会社社長は、2回目の受け渡しに同席していたとした上で、「川村元社長が、テーブルの下を滑らせるように大久保被告に紙袋を渡した」「受注のお礼の金だと思った」と証言した。また、受け渡しの後、川村元社長が「『税金みたいなもんや』と言った」と証言した。
一方、大久保被告らは「現金受け渡しの事実はない」と主張している。
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