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山形 100人余が食中毒症状

5月10日 20時36分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

山形市内の業者が製造しただんごやかしわ餅を食べた100人余りが、下痢やおう吐などの症状を訴え、このうち25人が入院し、治療を受けています。入院患者からは病原性大腸菌、O157が検出され、山形県は集団食中毒として、詳しく調べています。

山形県によりますと、下痢やおう吐などの症状を訴えたのは、山形市七日町の「佐藤だんご屋」が製造しただんごやかしわ餅を今月2日から5日にかけて購入して食べた子どもから高齢者までの合わせて118人です。このうち25人が入院して治療を受けているということで、県が入院患者、5人について調べたところ、いずれも病原性大腸菌、O157が検出されました。しかし、腎臓の機能が低下するHUS=溶血性尿毒症症候群を発症するなど、重い症状の患者はいないということです。県では、集団食中毒として、だんごなどの製造過程を詳しく調べています。