【宜野湾】米軍普天間飛行場に9日、FA18ホーネット戦闘攻撃機が飛来し、周辺地域に爆音が鳴り響いた。宜野湾市役所には、午後5時までに苦情20件近くが寄せられた。滑走路の延長線上にある上大謝名に住む女性からは「頭が変になりそうだ。住民は我慢を強いられている」と悲痛な訴えがあった。山内繁雄基地政策部長は「これまで1日に20件もの苦情が来たことはなかった」と指摘。在沖米海兵隊に電話で抗議した。
宜野湾市基地渉外課は午前8時36分ごろ、FA18ホーネット2機が飛び立つのを確認。午前10時すぎにも、ジェット機の爆音がとどろいたという。米軍ヘリによる騒音も激しく、3~4機が民間地上空での旋回を繰り返した。
「異常な一日だ。早くやめさせてほしい」と、午後4時すぎには、山内部長が在沖米海兵隊外交政策部(G5)に電話で抗議した。
午後9時40分現在も同市野嵩上空では、米軍ヘリ2機の旋回が続いている。安里猛宜野湾市長は「本来、外来機の飛行訓練は普天間であってはならない」と強調。騒音の「恒常化」を懸念し、米軍側にあらためて抗議する考えを示した。