5月1日までモスクワで開かれたフィギュアスケートの世界選手権で、小塚崇彦(22、トヨタ自動車)が銀メダルに輝いた。今季は昨年12月の全日本選手権で優勝するなど大きく成長。父・嗣彦さんは1968年グルノーブル五輪代表、母、祖父もスケーターという「フィギュア一家」に育った逸材が開花した理由は……。
■チャリティーショーに出演
世界選手権を終え、帰国して間もない7日、小塚が音頭をとった東日本大震災のチャリティーショーが愛知県豊橋市で開催された。
3月11日に震災が起きた直後から温めていたというプラン。募金箱は自ら日曜大工で作成、客席の設営も手伝う熱の入れようだった。浅田真央(中京大)ら地元・愛知県のスケーターだけでなく、小塚の呼びかけに賛同した高橋大輔、織田信成(ともに関大大学院)も参加。ショーのトリで登場した小塚は、世界選手権メダリストとしてアンコールも含めて堂々の演技を披露した。
「ずっと何かできることはないか、と思っていた。初めてのチャリティーショーだったが、たくさんの人が賛同してくれて、会場一丸となってくれてうれしい」。主催者を代表して挨拶(あいさつ)した。
■看板選手に
前日には、7月に行われるアイスショー「THE ICE」の発表会見に出席した。所属事務所の主催で、これまで浅田真央と姉の舞がホスト役となっていたが、今年は浅田真央と小塚の2人。看板選手として成長した証しだ。
五輪終了後、翌シーズンにかけては若手が飛躍しやすい時期で、ジャッジも積極的にそれを後押しする。世界選手権の男子で過去にメダルを獲得した日本人選手、佐野稔(1977年に銅)、本田武史(2002、03年に銅)、高橋(07年に銀、10年に金)はそうしたチャンスを生かした。3人が初メダルを獲得した年齢はそれぞれ21歳、20歳、21歳。小塚もほぼ同じ道のりをたどったといえる。
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