クリヤ参加作

Prism/NAOTO

金髪バイオリニストNAOTOの最新アルバム、「Prism」に参加しました!

彼はかの弦一徹がすごくかわいがってきた学校(芸大)の後輩で、今ではスタジオシーンでも指折りのアーティストに成長した。弦一徹ストリングスのメンバーとして、ぼくの作品にも何度も参加してくれている。

5年前にソロデビューしてからは、ドラマ「のだめカンタービレ」に出演したり、ロックバンド「ポルノグラフィティ」のツアーやレコーディングでも活躍し、ご覧の通りのルックスも相まってすっかり人気者になった。

2010_0730_250

デビュー5周年を記念してリリースされた今回のアルバムでは、新世紀エヴァンゲリオンの音楽監督として知られる鷺巣詩郎さんが2曲プロデュースを担当している。
思えばぼくがNAOTOと初めて会ったのも、鷺巣さんプロデュースでトリフォニー・ホールで行われた「エヴァ響」コンサートだったんだよな。懐かしい・・・。

で、その「エヴァ響」でもプレイした劇場版エヴァのテーマ曲「THANATOS」が、今回のアルバム「Prism」に収録されている。鷺巣さん本人によるリアレンジで、ぼくのピアノイントロからスタートします。
もう1曲「Harmony Colors」にも参加したので、興味がある人は是非聞いてみてね!
(写真は以前にも一度載せたレコーディング時のショット。右からぼく、鷺巣さん、NAOTO、一緒に参加したサックスの小池さん。)

さて、明日は品川エキュートでフリーライブ、明後日・明明後日はやはりバイオリニストの牧山純子ちゃんとライブの予定。意外にバイオリンと縁があるんだよね。前橋と水戸に行きます!

●10/1(金) 品川エキュート5周年イベント
 出演:クリヤ・マコト(pf)×櫻井哲夫(b) デュオ
●10/2(土) 前橋cafe house G FACE(027-243-1586)
 出演:牧山純子(vl)、クリヤ・マコト(pf)、土井孝幸(b)、大槻“KALTA”英宣 (ds)
●10/3(日) 水戸GIRL TALK(029-225-0050)
 出演:クリヤ・マコト(pf)×牧山純子(vl) デュオ

| | コメント (3) | トラックバック (0)
|

NAOTOレコーディング

2010_0730_250ちょいさかのぼって先月末の話。バイオリンのNAOTOくんとレコーディングをした。

「金髪バイオリニスト」として知られる彼、ドラマ「のだめカンタービレ」に出演したり、ロックグループのツアーにも参加していて大人気だ。
元祖金髪バイオリニストは落合徹也だったのだが、後輩のNAOTOが有名になって以来彼は金髪を止めてしまった・・・(^_^;)。

そんなNAOTOのアルバム・レコーディングに呼んでもらった。しかも、鷺巣さんがプロデュースを担当する最後の2曲だという。
しかも、そのうちの1曲はエヴァ映画版のテーマ曲だった「Thanatos」の鷺巣さん本人による別アレンジ・バージョン、というコアなエヴァ・ファンが泣いて喜ぶ・・・かもしれない内容(笑)。
相変わらず鷺巣さんの難しいアレンジで2曲弾いたけど、例によってピアノはまだ”マシ”で、NAOTOはバイオリン・パートの難しさに七転八倒してました。

NAOTOは、ストリングスのメンバーとしてぼくの作品にもいっぱい参加してくれている。ムラーノ・セッションでもゲストとして登場してもらった。
でも、彼の作品にぼくが参加したのはこれが初めて。
ちなみに、今彼のオフィシャルサイトを見たら、9/15発売なのに既に予約開始してたよ。ぼくが参加してるのは、鷺巣さんプロデュースによる2曲です。
上の写真、左から、当日レコーディングに一緒に参加した小池修(sax)、NAOTO(vl)、鷺巣詩郎(pro)、ぼく(pf)。   

2010_0731_256で。
実はこの後車を飛ばして沼津へ行った。
翌7/31に、洒落た帆船(写真)でクルーズに出たのだ。
地元のギタリスト萩原さんがさそってくれ、船主の溜さんの指導のもと、参加者全員が協力して帆を張るというむちゃくちゃ楽しいクルーズ。地元の人とも知り合えて、船の操縦もさせてもらった。
寝不足気味で少々クラクラしたけど(^_^;)、すご~く楽しくて、参加して本当に良かった!

その海からほど近い三島で、11/7にライブをやります。RHYTHMATRIXツアーの一環。その前に9~10月にかけてトリオのツアー。是非遊びに来てね!

| | コメント (3) | トラックバック (0)
|

meg@みずほ証券

Sn3f0360チビの訃報に対して皆さんからいっぱいメッセージもらいました。
ブログにコメントしてくれたみんなもありがとう。うれしかったです。

ブログだけじゃなく、他にもあちこちでお悔やみをいただいて、今回はあらためて愛犬や愛猫を失った経験を持つ人がいっぱいいるんだなあとしみじみ実感した。
だからみんな分かってくれるんだよね。
ホントにホントにありがとう!

さてさて、今日はご報告を。
写真のmegちゃんのレコーディングなんだけど、みずほ証券のCMタイアップソング。現在放映中です。
ショパンのノクターンをジャズ・ワルツにアレンジしたもので、たまたまなんだけどT.F.S.がリズムセクションを担当。そして豪華弦一徹ストリングスのダブルカルテットが入ってます。


下記にリンクしたサイトからもCM動画が見られるので見てみてね!

 →みずほ証券オフィシャルサイトCMギャラリー 

| | コメント (2) | トラックバック (0)
|

24時間ぶっつづけ

昨日か一昨日くらいから、日付変更のない生活を送っている。現在楽曲プロデュースをやらせてもらっている、新人R&Bシンガーの作品が佳境だ。
納品は明日で、超ギリギリの進行を綱渡りのように渡る。一体いつからこういう生活が続いてるっけ(^_^;)。

ぼくがアレンジを進めつつ、アシスタントがデータの直し、空き時間にスタジオへ飛び込みピアノ入れ。昨日は池ちゃんがウチに来てギター入れ。
データが完成したらアシスタントがプロ・トゥールズへ流し込み、その間2~3時間くらい睡眠をとる。1曲終わったらセッティングを変えて、2曲目の流し込み。その間にまた2~3時間眠れる。別のアシスタントはその間に、流し込んだデータを持ってスタジオへ走る。スタジオでは名エンジニアの川本さんがTDを進める。

TDは昨日の午前中からスタートし、多分24時間後くらいに全部終了する予定。
川本さん、ホントにお疲れ様です(涙)。

そうこうするうちに空き時間が出来たので、ぼくはヨーロッパとツアーの打合せで国際電話(すかいぷ)。
その合間にぶろぐを書いてます。

去年レコーディングしたエヴァのブラスアルバムが、既にリリースされているそうなのでご紹介を。
ぼくは12曲目の「
SuperSaxPlaysEVA」1曲しか参加していないんだけど、この1曲がすごく豪華なんだよね。
アレンジ・プロデュースはもちろん鷺巣さんで、リズムセクションはぼく、大坂昌彦、井上陽介。
そして主役のブラスには伊東たけし、土岐英史、小池修、勝田一樹、 山本拓也という、バブリーなエヴァ関連作品じゃなきゃあり得ないくらいのメンツ。他の曲では村田陽一もアレンジとブラスを担当している。
興味がある方は是非聴いてね!

R1002239

ちなみにこの曲だけ欲しいという人は、 iTunes Storeなら1曲から買えるよ。CDは譜面付きで少々割高なので、譜面がいらない方もこちらでどうぞ。

みんないつもコメントやいろんな情報をありがとう!
いまカツカツのスケジュールだけど、終わったらもう少しマメにぶろぐアップします。
上の写真は、すげ~楽しかった先日のALFIEライブ後のツーショット。サックスの太田剣とデュオをやったんだけど、阿吽の呼吸でめちゃいい感じのセッションでした。またやりたいな!

| | コメント (8) | トラックバック (0)
|

最新の情報

ただいま!ツアーはすごく楽しかった!
やっぱり一定量のツアーをこなすと、オーディエンスの反応も日ごとに盛り上がってくるし、やってる本人たちも日に日にガッチリ息が合ってくる手応えがあって、すごく充実してくる。
純子ちゃんも今回すごく頑張っていて、ツアーの仕切りもしっかりやって、容赦無しのサイドメン陣に一歩も引かずに弾けまくってくれた(写真下)。
残り1ライブ、2/17(水)@六本木STB139(03-5474-0139)が最終公演です。

さて、仕事に追われて知らないうちにリリースやオンエアになっていた参加作があるのでお知らせを
まずはアルバム。去年突然ロンドンへ呼ばれてレコーディングしたヤツ。鷺巣詩郎プロデュースで、かのアビーロード・スタジオにて、ロンドン・セッション・オーケストラと一緒にセッションした作品は、世界に数人しかいないという男性のソプラノ歌手=ソプラニスタの、
岡本知高さんの最新作「ジパング-心に響く、日本のうた-」

2010_0127_174

タイトル通り、日本の民謡を素材にした作品だけど、ぼくが参加しているのはロンドンで録った最初の2曲、「木曽節」と「よさこい鳴子踊り」。
内容はクラシックで、まさに男性とは思えない美しいソプラノ。鷺巣さんのアレンジがスゴイです。
※「iTunes Store」でも試聴・購入できます。

その、同じ鷺巣さんがらみの話をもう一つ。
NHKでスタートした青春ドラマ(?)「とめはねっ!」の音楽を彼が担当しているんだけど、そのサントラの中でぼくがピアノ弾いています。機会があったら見てみてね。

最後にもう一個。You Play Jazz?HP版
の最新動画は、昨年クリスマスに川崎チッタデッラで行われたライブをピックアップしている。
その日の演奏から、こちらにはアップされていない別バージョンの「Clockers」動画が、フルバージョンでYouTubeにアップロードされたのでお知らせします。下記URLから、見てね!

http://www.youtube.com/watch?v=q87HEGoEBiQ

| | コメント (3) | トラックバック (0)
|

すごいコンピ・アルバム

もう珍しくもない話題だけど、新年から今年も寝てません・・・(^_^;)。

今、新人R&Bシンガーの楽曲プロデュースをしていて、ぼくが担当する4曲のうち2曲は楽曲提供もするという話。昨年末の殺人的スケジュールのため、ズルズルと先延ばしをお願いしてたこともあり、年が明けてからはスパート入ってる。
既に半分は歌入れまで終了。あと1曲これから作曲に入る段階で、まだまだ予断は許されない。

そんな中、牧山純子ちゃんのツアーがスタートした。
(結局ツアーはやってる・笑。)
今日、MBYの初日からなかなか良い感じだったけど、一筋縄ではいかない凝った内容の曲が多いので、ライブを重ねるほど良くなっていくのは間違いない。
来週から倉敷、広島、大阪、名古屋、豊橋と回って、来月東京でラストライブの予定。全国の皆さん、また各地で会おうね!(写真はレコーディング・メンバー。)

余談になるけど、老舗コロムビアからリリースされたすごいコンピレーション・アルバムをご紹介したい。
というのは、このコンピにアルバム「My music is Your music」から「ドルフィン・ダンス」が収録されたからだ。100曲中の1曲なんだけど(笑)。

Makiyama01

その名も「和ジャズ・ベスト100」
長い歴史を誇るコロムビアが、膨大なカタログの中から選んだ和ジャズの集大成で、淡谷のり子、美空ひばり、笠置シヅ子といった昭和の大物歌姫たちから、渡辺貞夫、渡辺香津美、秋吉敏子といった本格ジャズメンまでがごっそり詰まった中に、ぼくの作品を1曲入れていただいたのはとても嬉しい。
100曲入って¥5250というお得さです。

| | コメント (6) | トラックバック (0)
|

明日15時、KBS京都

Mby1さっき演奏終えて、ちょっと疲れてるんだけど緊急告知を一つ。
明日の15:00、KBS京都ラジオの「山崎弘士のGOGOリクエスト」という番組に、ゲスト生出演することになった。
15分だけなんだけど、スタジオには生ピアノもあるそうなのでちょろっと演奏するかも!?

さらに、KBS京都ラジオでは実は、年明けからレギュラー番組を持つ事が決まったんだ。週一回、30分のジャズ番組で、当面3月までは毎週出演する予定。京都周辺の皆さん、併せてお楽しみに!

英二郎ちゃんのことをもう少し書きたかったんだけど、それは一度帰京してからにして今日は、彼の作品の中でぼくも参加している数少ないアルバムをご紹介。

彼はデビュー当時から国際レベルのアーティストで、海外アーティストとレコーディングすることが多かった。そのうちの一つは、かのブレッカー・ブラザーズと録音している。そんな中、20歳の時にレコーディングした企画アルバムがこれ。ミュージシャン志望の人のためのアルバム、ということで2の方はカラオケも付いている。レベルが高すぎるという批判もあった作品(^_^;)。
共に英二郎グループ、原朋直グループが参加しており、英二郎グループのメンバーはぼく、納浩一、大坂昌彦という、15年以上たつというのに相も変わらぬ人間関係(爆)。

  

今となっては中古品しかないので、マーケットプレイスじゃないと購入できない状況。特に2の方は、プレミアム価格になっていて高い!
かなりマニアックな作品です。

| | コメント (2) | トラックバック (0)
|

ロンドンの話

London02鷺巣さんの仕事で11/11~16まで、ほとんど拉致軟禁状態の旅だった。
内容は、話題のソプラニスタ岡本知高さんのアルバム。
このうち2曲をロンドンのアビーロードスタジオで、ロンドン・セッションオーケストラと豪華なレコーディングすることになったわけ。ところが肝心のご本人は、ツアーのため不参加で後から歌入れをやるそうだ。多分来年リリースだと思います。

その他にも、小さなスタジオで鷺巣さんのアルバム用にソロピアノなどをレコーディング。
エヴァ関連で鷺巣さんは、ピアノ・アルバムやらなんやらいろいろリリースする予定だそうで、その中の一部だと思う。東京でも既にいろいろ録っているんだけどね。

London01_2というわけで、ヒースローからホテルに着いてそのあとず~~~っと仕事をしていたわけだけど、ロンドンのレコーディング環境なども分かってとても面白かった。
写真は上=オーケストラ、下=ピアノ室@アビーロード。

レコーディング以外で今回特筆すべき事は、鷺巣さんがブッキングしてくれたホテル!
「The Colonnade」というイギリスっぽいファンシーなホテルで、招き猫がいるんだよね。
この子がなぜかぼくの部屋を覚えていて、ぼくがホテルへ戻ると先導してぼくの部屋の目の前で留まる。で、早く開けろと言ってこっちを見る。なわけで、ずっと部屋で一緒にすごしてた(笑)。

2009_1113_499この子(写真)は3代目の招き猫だそうで、一部ではすごく有名なんだって。名前がなんと、ネコなのに「マウスちゃん」。
フルネームで「ミニー・マウスちゃん」という(^_^)。
ほぼホテルとスタジオの往復という生活だったが、一度だけ外出をしてドラムのエリック、ロンドンでジャズレーベルをやっているベンスとミーティングもした。
3月にセッションをやろう!という話で盛り上がった。

さて帰国後、ここんトコずっと旅です。
博多、大阪に続いて明日から二川、土岐、京都と旅します。現地のみなさん、待っててね!!

http://members.jcom.home.ne.jp/tothemax/live/schedule.html

| | コメント (3) | トラックバック (0)
|

「人生」のジャケット

今日はミニアルバム「人生(いのち)/さかもと未明」のジャケットについて書きたい。

看護協会前理事の髙階恵美子さんが、20年以上前に看護の現場で作曲。その後人知れず歌い継がれてきたのがこの歌。それをリメイクするにあたり、ぼくに音楽プロデュースを依頼してくれたのが、総合プロデューサーである高塚一昌氏。そしてぼくは作品の性質を熟考の末、ボーカルに難病を抱えながらマンガ家・コメンテータとして活躍するさかもと未明を推薦した。

このジャケットのアイデア&デザインは千星健夫氏。高塚一昌氏も、他のスタッフも、もちろんぼくも、最初にアイデアを聞いた時点ですっかりヤラレた。

CDジャケット

これ、帯をとってしまうと文字は何も書いてない。手と、その中に折り鶴があるだけ。この手は膠原病のため硬化して、これ以上開かなくなってしまったさかもと未明の手だ。冷えると血流が止まって、冷水に触ると紫色に腫れ上がってしまう。だから、室内でも手袋をはめたままの事が多い。ひどく痛んで、ビンのフタも開けられない。堅いモノをフォークで刺すこともできない。ステロイド剤の塗り薬が欠かせない。彼女はこの手で、不自由をこらえながらマンガを描く。サインをする。お化粧をする。それでも治療のおかげで、これ以上悪化していないのは幸いだという。

折り鶴は病の人の回復を願う日本人の心。両手に包まれる折り鶴で、千星さんは「人生=いのち」を表現した。だからあえて文字をいれなかった。ブックレットを開くと、この鶴がわんさか登場する。スタッフみんなで折った鶴だ。真ん中の歌詞が書かれたページでは、たくさんの鶴が未明さんの周囲を飛んでいる。次のページには、スタッフの手と鶴が出てくる。

ピアノと一緒に写ってるのはぼくの手。化粧筆を持ってるのは高塚さん。いつもぼくのヘアカットをしてくれてる人。ぼくの真上は、この曲の作者の髙階恵美子さん。高塚さんの右は今回のカメラを担当した本田晋一氏。アルバム「My music is Your music」のジャケットや、トリオのA写を撮ってくれた人。
マイクと一緒に写っているのは、今回歌唱指導とコーラスを担当したChako。ぼくの下はスタイリストの前川実江子さん。鶴を折ってるのは千星さん。真ん中にその他のスタッフ。

ブックレットの他に、髙階さん、ぼく、未明さんのメッセージカードが入っていて、その裏に鶴の折り方が載っている。そして折り紙が一枚入っている。撮影で使用したのと同じ物だ。
病気の人や、辛い思いをしている人が近くにいたら、是非折ってあげてほしい。さらに、歌詞とカラオケもあるので是非歌ってみてください。

| | コメント (4) | トラックバック (0)
|

「人生(いのち)」

この夏、ほとんど死にそうなスケジュールで仕上げた作品の一つ。10/14に早くもリリースされる。

Mimei01さかもと未明さんは、マンガ家で作家、それにテレビのコメンテータ。日テレの朝の番組「スッキリ」で、金曜日に登場する。その他、「TVタックル」とかにも時々登場する。
それ以外にも、趣味で将棋を指す。趣味といってもかなり本格的で、アマチュア戦にも挑んでいる。さらにさらに、ここ数年打ち込んでいるのが”ジャズ・ボーカル”。以前からぼくのアルバムを聴いてくれていたそうで、共通の知り合いがいてご紹介された。

ミニアルバム「人生(いのち)」の企画は、まったく別の方面からやってきた。表題曲は、元看護協会常任理事のたかがい恵美子さんが、看護の現場で作曲した歌だった。長年歌い継がれていたこの曲をCDにしたいので、プロデュースして欲しいという依頼を受けた。
プロジェクトがスタートして間もなく、ボーカリストを誰にしよう?という大問題にぶつかった。そりゃぼくは、素晴らしいボーカリストをいっぱい知っているからかえって悩む。みんなで考えあぐねたけれど方向性が定まらず、最初の壁で滞ってしまった。そんなとき、ぼくの心に突然閃いたのが未明さんだった。

正直な話彼女はプロの歌手ではないし、もっと実力のある歌手はいくらでもいる。だけどコンセプトにふさわしいと思った。そして、たかがいさんはじめプロジェクトのメンバーたちもこれに賛同。
その後はとんとん拍子で、殺人的にタイトな締め切りへ向けて、アレンジ~録音と突き進む。同時にテレビカメラが回った。

番組でこの背景にあるストーリーが明かされる。明日の夕方6時過ぎから、日本テレビ系報道番組「リアルタイム」内で特集される予定。多分ぼくも、音楽プロデューサーとしてちらっと登場すると思います。

| | コメント (5) | トラックバック (0)
|

より以前の記事一覧