シスター・アンジェラの試練


洗礼(2)


アンジェラ「あの・・・・。」
       「どうしても脱がなければいけないのですか?」

神父   「当たり前だ!洗礼の儀においては現世の不浄な物を
        持ち込まないのは当然のことではないか!」

アンジェラ「でも、前の洗礼ではその様な事は・・・・・・・・。」

神父   「私の言葉は主の言葉ですよ。」
 

(ああ、そうでした。神父様の言葉は主の御霊でしたわ・・・・・・・・。
 私ったら・・・・・。)
アンジェラ「すみません神父様。私、脱ぎます。」

神父   「うむ、よく言った。ただし脱ぐのは下だけでいい。
      上の被り物はそのままで来なさい。」
 

アンジェラ「?」

私は神父様の少しおかしな指示に従い、頭以外は裸になり、
礼拝場へ入りました。

アンジェラ「きゃっ!」

礼拝場には信者の方々と思われる人が大勢いました。

アンジェラ「神父様、これは・・・・・・・?」

神父   「皆、君のために集まってくれた信者の方々だ。」

アンジェラ「そうなのですか・・・・・・・・」
         (皆様ありがとうございます。私のために・・・・・。)
                 

恥ずかしい顔を少し上げて信者さんを見てみると
不思議なことに皆、男の方々ばかりで、女性の信者さんは
いませんでした。

神父   「シスター!」

アンジェラ「は、はい。」

私は大勢の信者さんの中央を恥ずかしいところを隠しながら
祭壇場へ向かい歩きます。

神父   「シスター!手をどけなさい!」
      「羞恥心を捨てなければ、主の教えを伝えることなど
      できませんここに集まってくれた方々は、君を立派な
      シスターにするため、集まってくれたのだよ。」 

アンジェラ「す、すみません。」

私は隠していた部分から手をどけ、祭壇場へ向かいます。

しかし、信者の方とはいえ男の方々の、それも大勢の方々の前で
裸でいるなんて・・・・・、 (ああ、おっぱいも、おしりも、大切なところも全部見られている・・・・)
心臓が破裂しそうなほど恥ずかしいのになぜか身体の奥で
ゾクゾクするものを感じるのでした。

信者A  「このシスターが今度の・・・・・・・。
      うひひ・・・たまらねえ尻をしてやがるな。」
信者B  「胸もでけえな」
信者C  「早くしゃぶりつきてえ。」

私の頭は恥ずかしさのあまり何も考えられず
何の話しをしているのか初め理解できませんでした。
しかし、この後、嫌と言うほどその事を知らされるのでした。

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