女子ボクシングでロンドン五輪出場を目指す、お笑いコンビ・南海キャンディーズのしずちゃんこと山崎静代(32)が9日、大阪市内で行われた日本アマチュアボクシング連盟の女子第一次強化合宿前の会見に出席した。ミドル級での出場へ向け、正式な第一歩を踏み出す山崎は「命を懸けて頑張りたいと思います」と決意表明。周囲も、専属トレーナーを中心に“チームしずちゃん”を結成し、完全バックアップ体制を実現。同連盟の役員からの評価も高く、夢だった舞台が現実に近づきつつある。
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鬼気迫る表情だった。五輪を目指す意気込みを聞かれたしずちゃんは「目の前の試合を1つ1つ、一生懸命戦いたい。命を懸けて頑張りたいと思います」と言い切った。
“チームしずちゃん”でロンドンを目指す。ボクシングを始めた4年前から指導する梅津正彦トレーナー(42)が昨春、しずちゃん1人のためにジムを開設。マンツーマンで技術を叩き込んでいる。さらに、梅津氏の人脈で全国規模の“出げいこ”を実施。沖縄では元WBA世界Jフライ級王者・具志堅用高を指導した金城真吉氏(66)(現沖縄尚学高ボクシング部監督)から教えを請うた。奈良では前WBA世界Sフライ級王者・名城信男を育てた、ロス五輪代表の高見公明氏(50)から学ぶなど、今年4月だけで5度の遠征を行った。
梅津氏も指導歴18年で、かつては現WBAスーパーフェザー級王者の内山高志(31)を指導。名伯楽の一言一句が、ボクサー・山崎の血となり肉となっている。
15キロ以上の減量で、現在の体重はミドル級リミットの75キロ。練習はほぼ毎日、約3時間こなす。出げいこはすべて自腹で、高校の寮に寝泊まりするなど厳しい環境にも弱音は吐かない。所属の吉本興業は、代表合宿などの日程を優先する方針で全面バックアップする。
「いま32歳で、年齢的にも最初で最後のチャンス。いろんな方にお世話になって恵まれたチャンスなので、何とか五輪に行きたいです」。14日から強化合宿がスタート。夢舞台へのレールは、はっきり敷かれた。培ってきた実力をアピールし、一歩ずつ着実に五輪への道を進んでいくつもりだ。
相方の山里亮太「セコンドに入る気満々だったのですが、しずちゃんからマネジャーに阻止してくれ!というお願いがきていたようで断念しました。でも、まだサンドバッグ役ならできるかなと。生放送のロケでの試食シーンで減量を理由に断ったくらい、すべてをボクシングに注いでる姿を間近で見ているので、正直頑張って欲しいです!」
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