2011年 5月 9日 |
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食中毒事件受け香川県で緊急監視
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病原性大腸菌O‐111による集団食中毒を受け、香川県は生で食べる肉を取り扱う施設の緊急監視を始めました。緊急監視は、生で食べる肉を提供する飲食店や食肉処理業者を対象に実施するものです。このうちさぬき市の焼き肉店では東讃保健所の食品衛生監視員3人がトリミングと呼ばれる肉の表面をそぎ落とす作業がきちんと出来ているか、調理が終わるごとにまな板を洗浄、殺菌しているかなど、細かくチェックしていました。県では今月末をめどに県内の対象施設に緊急監視を実施し、衛生管理などに問題点があれば、口頭や文書で指導することにしています。
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岡山県のボランティアが被災地に出発
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東日本大震災の被災地を支援するため岡山県社会福祉協議会から初めて、一般のボランティアが9日朝、被災地に派遣されました。ボランティアは県社会福祉協議会などが先月末に募集したもので県内7つの市と町から70歳から24歳までの男女20人です。協議会を通じての一般のボランティアの派遣は初めてで、20人は宮城県石巻市で津波で住宅に流れ込んだ土砂の撤去作業を行います。ゴールデンウィーク明けはボランティアが減るため協議会では20人の活躍に期待を寄せます。20人は10日から3日間活動する予定で協議会では今月下旬にも2回目の派遣を計画しています。
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岡山県庁でクールビズスタート
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震災を受けた節電への取り組みです。岡山県庁では9日から約1カ月早く、上着とネクタイを着ないで仕事をするクールビズがスタートしました。国は夏の電力不足に備え、例年6月から行うクールビズを今月初めから行っています。これに伴って岡山県も省エネに向けた取り組みをすすめようと約1カ月前倒ししました。終了時期も9月末から10月末までに延長され、約半年間、クールビズを実施します。この時期、エアコンは使っていないため実質的な効果はあまりないということですが率先して、節電を呼びかけるねらいです。県では経済団体にも働きかけを行い、民間企業にもクールビズの拡大を呼びかけることにしています。
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GWの混雑まとめ 震災の影響見られず
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ゴールデンウィークの交通機関の混雑状況がまとまりました。震災による出控えが心配されていましたが震災の影響は見られませんでした。JR西日本岡山支社によりますと8日までの11日間、新幹線と在来線を利用した人は、去年のゴールデンウィークと比べて103%に増えました。このうち新幹線は九州新幹線の全線開通の効果もあり、104%と好調で、震災による出控えは見られなかったということです。一方、岡山県内の高速道路は、8日までの10日間、5キロ以上の渋滞が18件発生しました。岡山県警によりますと最も混雑したのは今月3日の山陽道下りで、福山西・玉島インター間が約32キロ渋滞したほか今月5日の山陽道上りで備前・山陽インター間が約14キロ渋滞しました。
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自民党県議団 正副議長候補決まる
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岡山県議会最大会派の自民党県議団は新しい議長候補に河本勉さん、副議長候補に小野泰弘さんを選びました。これは9日に開かれた自民党の県議団総会で決まったものです。自民党県議団には県政会と政友会の2つの派閥があり、党の役員人事などと合わせて断続的に協議が行われました。議長候補に決まった河本勉さんは岡山市北区・加賀郡選出で当選5回の62歳。県政会に所属しています。また副議長候補の小野泰弘さんは総社選出で当選5回の57歳。政友会に所属しています。自民党は議席の多数を占めていることから正副議長人事は今月16日の臨時県議会で自民党案の通り決まる見通しです。
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