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被災者８６０人が観戦「来てよかった」
「大相撲技量審査場所初日」（８日、両国国技館）
大震災で被災した福島県や宮城県などから約８６０人が、両国国技館に招待された。２階席から身を乗り出して観戦した福島県新地町の男性（６５）は「国技館はでっけえなぁ。家も流されて相撲どころじゃなかったけど、来てよかったよぉ」と満足顔。宮城県七ケ浜町の男性（４８）は、力士の少ない十両の土俵入りを見ながら「なんだか殺風景だねえ。酒も売ってないし」と、ため息交じりに話していた。
(２０１１年５月８日)
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