「大相撲技量審査場所初日」(8日、両国国技館)
八百長問題を経て迎えた技量審査場所。4カ月ぶりの大相撲は、ファンの目にどのように映ったのか‐。デイリースポーツは両国国技館を訪れた初日の観客から60人を対象に緊急アンケートを実施した。
質問(1)「今日の取組で疑わしい相撲があったと思いますか?」に対しは、90%以上となる55人がNOで、YESはわずか3人。
1月の初場所も生観戦したという34歳女性は「色眼鏡で見てしまうからかもしれないが、立ち合いで3度も待った取組があった。本当に真剣なのか」と表情を曇らせた。一方「つっかけてるのを見て、真剣だと納得」(52歳男性)「取り直すということは緊張感のあらわれ」(29歳男性)と“待った”を肯定する声もあった。
質問(2)「今日の相撲に満足できましたか?」には53人がYES、7人がNOと答えた。
「全体的に体が細くなったと感じたが、やる気は伝わった」(60歳女性)「炊き出しとかで疲れているだろうに、力一杯ぶつかっていた」(33歳女性)…力士の姿勢に好感を持ったファンが多かった。逆に「迫力に欠けた。押しと、はたきばっかり。けいこが足りない」(44歳男性)など、厳しい評価もあった。
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