小倉北区の到津の森公園で24日、マダガスカル原産のワオキツネザル7匹とエリマキキツネザル6匹を飼育する新獣舎がお目見えした。新獣舎は約6メートルの高さに見学者用のデッキが設置され、入園者は近くでサルたちが木やロープを飛び回る様子を眺めていた。
新獣舎は幅、奥行き、高さがいずれも10メートルで、広さは従来の3倍。マダガスカル原産のサルなどを飼育・展示する施設「マダガスカルの世界」整備の第1弾として、園が2009年から約1億8千万円かけ整備した。将来はカンムリキツネザルなどの獣舎を整備予定。
家族で訪れた小倉南区山手3丁目の市立守恒小4年泉啓太郎君(9)は「すばしっこい動きがよく見えておもしろかった」と楽しんでいた。
=2011/04/26付 西日本新聞朝刊=