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日本外務省、韓国政府に重要文化財の調査要請
2011/05/09 11:55 KST文字拡大 文字縮小印刷 つぶやく

【ソウル9日聯合ニュース】1990年代以降に日本の重要文化財が韓国に渡ったとして、日本外務省が先月末に在日韓国大使館に調査を要請した。これを受け、韓国の外交通商部は文化財庁に調査協力を求めた。同部が9日、明らかにした。

 日本外務省が調査を依頼したのは、長崎県・安国寺に所蔵されていた高麗版大般若経と兵庫県・鶴林寺に所蔵されていた阿弥陀三尊像。

 韓国政府関係者は、文化協力として日本外務省の調査要請を受け入れたが、今回の調査は「朝鮮王室儀軌」(朝鮮王朝時代の祭礼や主要行事を絵や文で記録した書物)などの韓国返還とはまったく別の問題だと述べた。

1011年から刊行を始めた「初雕本大蔵経大般若波羅密多経」=(聯合ニュース)