プロボクシング・WBO世界ウエルター級タイトルマッチ(7日=日本時間8日、米ネバダ州ラスベガス)プロボクシングの世界主要4団体で史上2人目の6階級制覇を達成した“フィリピンの英雄”マニー・パッキャオ(32)=フィリピン=が7日、当地でWBO(世界ボクシング機構)ウエルター級王座の防衛戦に臨み、挑戦者で元世界3階級制覇王者のシェーン・モズリー(39)=米国=を3−0大差の判定で下し、14連勝で2度目の王座防衛に成功した。
母国の下院議員でもあるパッキャオは3回にダウンを奪うなどスピードあふれる攻めで、モズリーにリズムを与えず終始優勢に試合を進めた。3人のジャッジが11点〜13点の差をつける快勝だった。
両選手のファイトマネーの最低保証額はパッキャオが2000万ドル(約16億円)、モズリーが500万ドル(約4億円)。
(紙面から)