子ども手当:上乗せを断念、復興費用へ 厚労相が考え示す

2011年3月18日 12時31分 更新:3月18日 12時44分

 細川律夫厚生労働相は18日の記者会見で、東日本大震災の復興に11年度の子ども手当の財源を充てることに関し「復興のために最大限の財政的支援が必要だ。(今国会に提出している)子ども手当法案をすべて通してくれと言うつもりはない」と述べた。0~2歳対象の月額7000円の上乗せ分を断念し、約2000億円を捻出する考えを示した。

 自民、公明両党は「すべて凍結」を主張しているが、厚労相は「子ども手当は日本の将来を担う子供たちの育ちを応援するもの。なくすとか大幅に削るべきではない」と述べた。【鈴木直】

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