2011年3月17日 21時39分 更新:3月17日 23時3分
セの25日開幕決定を受け、労組日本プロ野球選手会の新井貴浩会長(阪神)が兵庫県西宮市の球団施設で会見し、「選手会の(開幕延期の)要望が受け入れられず残念に思う」と無念さをにじませた。
新井はNPBの決定に賛同できない考えを示しつつ、慎重に言葉を選びながら答えた。ボイコットについては「可能性がゼロとは今の段階では言えない」とする一方、「ファンも選手も望んでいない」と強調した。
また、パの4月12日開幕については「楽天の球団、選手は甚大な被害に遭い、苦しい思いをされている。そうした中で延期して日程を組み直す。大変な中でそういう決断を下したんだろうなと思う」と一定の理解を示しつつ、「(延期した)期間について妥当かどうか分からない」と話した。【新井隆一】