民放連:「地デジ延期必要ない」会長会見

2011年3月17日 18時25分

 日本民間放送連盟(民放連)の広瀬道貞会長は17日の定例会見で、7月24日に予定されている地上デジタル放送完全移行について「7月24日に(アナログ波を)停波できるような環境作りに対し、歩みを止める必要はない」として、従来の姿勢に変更がない考えを改めて表明した。また東日本大震災の被災地へ1億円の義援金を送ることも発表した。

 広瀬会長は「人とお金をかけ、(地デジへの)切り替えができる環境を作ることが大切」と発言。支援としてデジタル対応テレビを支給するよう政府に求めていくことを明らかにした。そのうえで、地デジ化については「全国一斉が原則。私自身は(震災でも)引き延ばす理由はないと思っている」と強調した。 【高橋咲子】

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