計画停電:JR東日本など本数減 大規模停電発生の恐れ

2011年3月17日 17時19分

 厳しい寒さによる電力需要の急増で、「計画停電」を実施しても東電管内で17日夕から夜にかけて予測不能な大規模停電が発生する恐れがあると海江田万里経済産業相が緊急の声明を発表したことを受け、JR東日本などは午後8時まで本数を減らすことを決めた。

 「計画停電」が始まって以降、鉄道は対象外と決まり、JR東日本で埼京線が通常運転とするなど首都圏の運行が復旧しつつあった。通常運行の路線が多いJR東日本や東京メトロなどで大幅に本数が減ると見られるが、急なダイヤ変更は難しく、国交省が対策を検討している。

 経産省によると、東京電力管内の17日の電力供給量が3350万キロ・ワットだが、午前中のピーク時に3292万キロ・ワットに達した。計画停電の実施にもかかわらず、厳しい寒さで暖房需要が増したためとしている。

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