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小田和正、ドーム単独最年長記録更新へ!

サンケイスポーツ 5月8日(日)7時52分配信

 シンガー・ソングライター、小田和正(63)が7日、長野BIGHATで、2年5カ月ぶりの全国ツアー初日を迎えた。9月には単独アーティスト史上最年長記録を更新するドーム公演を控え、最新アルバム「どーも」収録曲を中心に35曲を歌い、恒例の全力疾走も披露して元気いっぱい。東北大学出身の小田は、ライブ中に東日本大震災への思いを初めて語る場面もあった。

 おなじみのクリアボイスに、切々と思いの丈をこめた。希望をテーマにした曲「明日」を歌い上げた直後だ。

 「あの日、ツアーのリハーサルも後半に入って、ボクらは通しの練習をしていました。地震は東京でも経験したことのないくらい、大きく、そして長く揺れました」

 小田が語り始めると、6000人がじっと聴き入る。「この状況でツアーをやることは精神的にも物理的にも無理だと思い、きょうの長野公演もできないと思いました」と胸の内の葛藤を明かしたが、「いつか歌うことが役に立つときがくると、そんな風に思いが変わってきました」と前を向いた。

 出身は横浜市だが仙台市の東北大工学部を卒業しており、実は被災地との縁が深い。今回の全国ツアーは3月26日スタート予定だったが東日本大震災の影響で延期となり宮城、岩手など4カ所7公演が中止になった。

 約1カ月半遅れでスタート地点に立ち、「集まってくれたみんなと第1歩を思いっきり、楽しく踏み出したいと思います」。その瞬間、ヒット曲「ラブ・ストーリーは突然に」のギターソロが流れる。曲の途中からハンドマイクを手にステージを下り、アリーナ席を駆け回った。

 41年の歌手生活で最大規模となる25カ所48公演のツアー幕開け。9月には5大ドームで自身の持つ単独アーティスト史上最年長記録を更新する。前回08年11、12月のドームツアーではリハーサル中のけがでライブ恒例の全力疾走が消化不良に終わったため、週2回のペースでジムに通って体力作りに励んだ。本番で6つのステージを結ぶ220メートルの花道を走り抜き、“リベンジ”達成だ。

 アンコール前には「ボクはぜひとも、日本が復興していくところが見たい。体に気をつけて、長生きしたい」と話し、目を潤ませた。63歳を迎えてなお、エネルギッシュに日本を元気づける。

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最終更新:5月8日(日)13時27分

サンケイスポーツ

 

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