宮崎県が4月下旬に発表した、東日本大震災に対する独自の支援策に関する知事メッセージによると、震災の影響で避難を余儀なくされている家畜の受け入れについて、農水省から照会がきており、受け入れ可能か調査を行っているところだが、既に民民ベースの調整により、養豚関係で2件の受け入れを実施していたことがわかった。
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受け入れていたのは宮崎県の綾町と都城市
宮崎日日新聞-被災地の豚524頭県内へ 綾町と都城市で受け入れ
東日本大震災の被災地で飼育されていた豚計524頭を、綾町の畜産農家と都城市の農場が避難先として受け入れている。河野知事が22日に明らかにした。
県畜産課によると、綾町の農家は、福島県内の知り合いが経営する農場から種豚16頭と肉豚6頭を受け入れている。福島第1原発から20キロ付近にあるため、被ばくを恐れて3月下旬に避難してきた。