整理整頓の進め方
リビングと隣の物置部屋になっている和室の整理整頓です。 和室からリビング・ダイニング リビング窓側とパソコンコーナー チェストやテーブルの上には物が積み上げられて崩れ落ちそうです。 どうしてこういう状態になるのでしょう? それは、全ての物たちの住所がないからなんです。 そして、全ての物たちの処理システムがないからなんです。 物たちの住所を決めてしまっているからなんです。 物たちの住所は決めるのではなく、そこで生活する人間や動物たちの行動心理に基づいて「決まる」ものなんです。 決めた住所は崩れますが、決まった住所は崩れません。 和室です 趣味の物たちと犬の備品・消耗品たちです。 押入れは収納の為の収納で、物が容積いっぱいに押し込められているので、使えるのは手前のほんの5%程度です。 95%は使えない収納の為に使わない物になっています。 この2部屋の整理整頓をするには、先ずは奥の和室の棚卸・収納システム作りです。 和室にある全ての物をリビングに移動し、そこで分別・分類作業です。 ・不要 ・使う物 ・見て癒しの物 ・あれば安心の物 不要品はゴミ袋に入れてベランダと玄関に移動です。 整理整頓で大切なのは、作業スペースと収納スペースを作る事ですから、そこに要らない物があってはシステムは作れません。 分別・分類作業をして ・使う物 ・癒しの物 ・あれば安心の物 これらを和室に収納します。 使う物・癒しの物はカラーボックスに。 あれば安心の物と季節物の布団は押入れに。 押入れの考え方の再確認です。 収納の為の収納で、使える収納でなくて良いのであれば容積いっぱいに収納で良いのです。 ただ、こうすると本当に使えなくなります。 使えないという事は、それはなくても良いという事になります。 使える収納というのは、使う物はワンアクションで出し入れができる事。 在庫把握が容易な事。 その為には、空間が必須です。 決して詰め込まない事。 あれば安心の思い出ボックスは奥に積み上げてください。 何年も見えなくて良いのですから。 時間が処分してくれるものですから。 和室はこれで完了ではありません。 続いて、リビングの整理整頓です。 リビングから和室に収納する物も出てきます。 リビングにもあれだけの物がありますので。 整理整頓の絶対条件。 床には物を置かない。 その為にどうしたら良いのかを考えるのです。 物の量が収納スペースを絶対的にオーバーしています。 全ての物を方程式にかけて、それを解いていくのです。 リビングから大量の物たちが和室に移動して畳を占拠してきました。 それらを容積活用です。 趣味の物たちがカラーボックスの上までになってしまいました。 これで良いのです。 これを押入れの空間に詰め込んだら、押入れの収納システムは崩壊しますので。 そして、リビングです。 テーブルやチェストに上にあって、ここで使う物はここに収納です。 大量の紙類の処理システムもここに作りました。 椅子に座って手が届くところに。 パソコンデスクの下はくもの巣配線に犬の毛が絡んで危険な状態でした。 全ての配線を空中にして、床から全ての物を撤去し、クイックルワイパーが容易にかけられるように。 パソコン周辺で使う物は、チェストの左のカラーボックスです。 家族全員右利きですので、椅子に座ったまま簡単に出し入れできます。 ダイニングは手付かずです。 2日間でできるのはここまでです。 |