<重要>掲載論文の取消について
日付 内容 参考文書等
2009/11/24  2009年4月に刊行された『北日本漁業』第37号所収論文,中原尚知・本田幸子「サンマの需給構造と市場の変化」は,盗作であるとの疑いが払拭できないため掲載を取り消します。
 また,当該論文筆頭著者の中原尚知会員,および本件に強く関わった婁小波会員の行動は,社会的モラルを著しく欠く,極めて悪質なものであることから,本学会会長は強い遺憾の意を表明するとともに,中原・婁両会員に対して厳重注意し猛省を促すものであります。
 本件に関する詳細は,本学会の会員に対しては,既に「通知」および「学会誌掲載論文の取消しに関する所懐」を郵送しております。

「通知」と「所懐」(PDF)
2010/3/10  婁小波・中原尚知両会員から,本学会会長宛に質問書が送付されてきました。
 会長は2月9日および15日に常任理事会を招集し,常任理事会での議論を踏まえ,両会員に対して回答書を送付しました。
「質問書」と「回答書」(PDF)
2010/4/18  本年1月30日付けの新聞報道に対して発表された東京海洋大学学長の声明に関し、本学会としては見過ごすことのできない文言が含まれておりましたので、会長は4月12日に常任理事会を招集し、そこでの議論を踏まえ、東京海洋大学学長宛に4月19日付けで公開質問書を送付しました。

参考:東京海洋大学学長声明
http://www.kaiyodai.ac.jp/topics/2101/13625.html
公開質問書

2010/5/14
 5月14日本学会調査委員会から東京海洋大学松山優治学長に電話で上記質問書に対する回答を求めましたところ、松山学長の回答は以下のとおりでした。

・現在、東京海洋大学で調査中であるので回答は控えたい。
・(調査が終われば回答してもらえるのかというこちらの質問に対して)回答するかどうかもわからない。また、こちらとしては回答する義務はない

 
2010/7/31 婁小波・中原尚知両会員による訴状(7月20日付け)が学会事務局に届きました。口頭弁論は9月9日に東京地裁でおこなわれます。  
2010/9/9 第1回口頭弁論がおこなわれました。  
2010/10/19 第2回口頭弁論がおこなわれました。  
2011/3/26 証人尋問の日程が決まりました。
3月25日におこなわれた口頭弁論で、証人尋問の日程が次のように決定されました。

  日時:5月12日午後1時15分〜
  場所:東京地方裁判所530号法廷
  ※証人は、原告側は婁小波・中原尚知両氏、被告(学会)側は佐野雅昭氏です。