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【プロ野球】楽天 2試合連続完封負け ついに借金生活2011年5月8日 紙面から ◆西武4−0楽天「アーッ…」。会見を終えた闘将が発した叫びとも、ため息とも思える言葉がチームの今を象徴していた。楽天はこの日も打線が沈黙。本拠地・Kスタ宮城で2試合連続完封負けの屈辱を味わい、借金生活に突入だ。 「ウチの場合は先に点を取られると、しんどいよね」と語る星野監督の顔はぶぜんそのもの。無理もない。ついに、勝率が5割を切ったのだから。「逆に2、3点でも取って、つないでいく野球をしないと」。闘将は勢いを失った打線に苦言を呈するしかなかった。 攻略の糸口はあった。初回から再三走者を出し獅子を攻め立てた。しかし、好機になると、打線が沈黙。残塁の山を築き続けた。8安打を放ちながら、残塁も8。6回には1死満塁と攻め込みながら、岩村、ルイーズが内野ゴロ。一気に反撃ムードはしぼんだ。 「オレらが悪い。選手の力で何とかしたい」と岩村。この気持ちは闘将も同じで、ナインが自力ではい上がるのを待っている。「我慢して、待つしかない」。5月に入ってから1勝5敗。東北に希望を与えるためにも、踏ん張るしかない。 (川越亮太) PR情報
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