事件パチンコ店3億円所得隠し 名古屋国税、前倒し計上指摘2010.12.24 11:25

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パチンコ店3億円所得隠し 名古屋国税、前倒し計上指摘

2010.12.24 11:25

 三重など4県でパチンコ店「ウイング」を経営する「永和商事」(三重県四日市市)が名古屋国税局の税務調査を受け、平成21年4月期までの5年間で、約3億円の所得隠しを指摘されていたことが24日、分かった。追徴税額は重加算税を含め約1億円で、同社は既に修正申告し、全額を納付した。

 関係者によると、永和商事は21年に一部の店舗閉鎖に伴って損失が発生。本来なら、22年4月期にこの損失を計上すべきだったが、21年4月期に前倒しして計上、同期の所得を圧縮したなどとされる。

 名古屋国税局はこれらの前倒しの損失計上を意図的な所得隠しと認定した。

 永和商事は「担当者がおらず、取材に応じられない」としている。

 民間信用調査会社などによると、同社は三重のほか千葉、岐阜、和歌山各県で計16店を経営。22年4月期の売上高は約694億円。

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