富山、石川両県の「焼肉酒家えびす」で食事した店の従業員4人から大腸菌O111が検出されていたことが7日、分かった。
うち3人は運営会社「フーズ・フォーラス」(金沢市)が民間会社に依頼した検便検査で判明。同社によると、小松店(石川県小松市)の20代の男性従業員は4月18日に金沢高柳店(金沢市)、25日に小松店でユッケなどを食べ、下痢や腹痛の症状で通院、症状は軽い。また高岡駅南店(富山県高岡市)の従業員2人は4月末、同店で食べ、病原性大腸菌O111が検出されたが症状はない。
3人からは腸管出血性大腸菌がつくり出すベロ毒素は検出されていないという。