2011年4月1日 17時41分
【ソウル大澤文護】韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領は1日、竹島(韓国名・独島)について記述した、日本の中学校社会科教科書の検定結果が発表されたことを受け「独島の実効支配強化を続けていく」と述べ、今後、竹島周辺の海洋調査のための総合海洋科学基地建設などの事業を推進していく意思を示した。聯合ニュースは李大統領の発言について「断固としながらも成熟した対応を取るという立場を強調した」と説明した。
同日、青瓦台(大統領府)での特別記者会見で李大統領は「(独島は)我々の領土であり、我々が実効支配している。遠くから自分のものだと主張する人々とは異なる」と述べ日本政府の動きをけん制した。一方で「実効支配を強化する事業を続けている」と述べ、韓国政府は冷静に成熟した対応を取っているとの立場を強調し国民に理解を求めた。さらに李大統領は、教科書問題があっても韓国国民から東日本大震災への支援を続けるべきだとの声が上がっていることを取り上げ「国民は成熟した考えを持っている」と称賛した。