放射性物質検出の汚泥に処理基準
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放射性物質検出の汚泥に処理基準

5月7日 20時57分 twitterでつぶやく(クリックするとNHKサイトを離れます)

大畠国土交通大臣は、視察で訪れた福島市内で福島県の佐藤知事と会談し、比較的高い濃度の放射性物質が検出された下水処理施設の汚泥などを処理する基準について、来週半ばまでに県に示す考えを明らかにしました。

この中で佐藤知事は、汚泥などから比較的高い濃度の放射性物質が検出された福島県郡山市の下水処理施設で、1日に200トンもの汚泥が発生し続けていることを伝え、処理するための基準を早急に示すよう求めました。これに対し大畠大臣は、厚生労働省と協議し、福島県に対して来週半ばまでに汚泥処理の基準を示す考えを伝えました。この会談に先立ち、大畠大臣は、今月中旬の完成を目指して建設が進められている福島市内の仮設住宅や、福島第一原子力発電所から半径20キロ圏内の警戒区域にある常磐自動車道と国道6号の仮補修の状況を視察しました。視察を終えた大畠大臣は、記者団に対し、今月10日から始まる警戒区域の住民の一時帰宅について、「支障がないよう道路の仮補修が終わっていることを確認した」と述べました。