「精いっぱいやっている姿を」＝小塚、浅田らがチャリティー演技会

　東日本大震災の復興支援を目的にフィギュアスケートのチャリティー演技会が7日、愛知県豊橋市のアクアリーナ豊橋で行われ、世界フィギュア選手権2位の小塚崇彦（トヨタ自動車）や浅田真央（中京大）、高橋大輔（関大大学院）ら16選手が華麗な演技を披露した。午前と午後、2回の公演で観客は計約4600人。収益金は全額、日本赤十字社を通じて被災地に寄付される。
　仙台市出身で練習していたリンクが使えなくなった羽生結弦（宮城・東北高）は、「精いっぱいやっている姿を見てもらうことで、少しでも自分の住んでいる町に元気になってもらえたら」と力強い滑り。浅田はひときわ大きな歓声を浴びながら、「スケートで被災者の方々に何か感じてもらい、力になれれば」と笑顔で話した。
　多くの選手に参加を呼びかけたという小塚は、「できるだけの支援をしていきたい」と今後も同様の活動を続ける考えを示した。　

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