(cache) 成人合宿　性生活実習について

　性生活実習は、受講者間でパートナーをつくり、

　性生活の模擬訓練を行う実習です。

　（実習のパートナーは、受講者間の抽選で決定されます。

　自分の意思で、実習相手を選ぶことはできません）

　性生活スタートアップ講座を受講したのち、

　パートナー同士で性生活プランを作成し、それにしたがって、

　実際に避妊具を着用して、性交渉を行います。

　実習は、同じパートナー同士で、２日間に分けて行われます。

　性生活実習では、性交渉の開始から終了までを、１２のステップに分けています。

　この１２のステップを、二日間にわたって、ゆっくり進めていくことで、一歩ずつ、自信をつけながら、

　実習を進めていくことができます。

●性生活実習：2日間の流れ

　●ＳＴＥＰ１：入室～リラックス

　●ＳＴＥＰ２：キスの練習

　●ＳＴＥＰ３：脱衣

　●ＳＴＥＰ４：シャワー＆共同入浴

　●ＳＴＥＰ５：入浴終了～身体を拭きあう

　●ＳＴＥＰ６：ハグ～ベッドで添い寝

　＜1日日の目標はここまで＞

　1日日は、ＳＴＥＰ６「ハグ～ベッドで添い寝」まで達成できれば、「合格」です。

　男女双方に性体験が無い場合、初回の性交渉から、挿入・射精がスムーズに達成できるケースは、

　非常に稀です。パートナー同士の精神的ストレスや不安、プレッシャーを緩和するために、

　初日は、「ハグ～ベッドで添い寝」までをゴールとし、「挿入」や「射精」は目標としません。

　●ＳＴＥＰ１～６の復習

　●ＳＴＥＰ７：前戯・コンドーム着用訓練

　●ＳＴＥＰ８：ローションの使用～挿入（10分）

　＜2日日の目標はここまで＞

　●ＳＴＥＰ９：射精

　●ＳＴＥＰ１０：後戯

　●ＳＴＥＰ１１：共同シャワー

　●ＳＴＥＰ１２：着衣～終了

　2日日は、ＳＴＥＰ8「ローションの使用～挿入」まで達成できれば、「合格」です。

　【男性の場合】

　性生活実習では、「挿入」の達成をゴールとし、「射精」は目的にしません。

　男性の場合、「途中で射精してはいけない！」あるいは「射精しなければ！」というプレッシャーが

　多大な精神的ストレスになることがあります。

　そのため、ＳＴＥＰの途中で射精してしまっても、全くＯＫです。そのまま、次のＳＴＥＰに進んでください。

　最後まで射精できなくても、上記のＳＴＥPを、しっかりとこなすことができれば、合格です。

　挿入まで達成できれば、（今回射精まで達しなかったとしても）今後の性生活の中で経験を重ねていけば、

　必ず射精することはできますので、安心してください。

　【女性の場合】

　性生活実習では、「挿入」の達成をゴールとし、オーガズムの獲得は目的にしません。

　初めての性交渉でオーガズムを得ることは、非常に困難です。挿入までをきちんと達成できれば、

　今回の実習でオーガズムを得ることができなかったとしても、今後の性生活の中で経験を重ねていけば、

　いずれ得ることができるので、安心してください。

●性生活実習の安全管理について

成人合宿では、受講者の方に安心して実習を受けて頂けるよう、下記の対策を行っています。

　【実習前（合宿参加前）】

　・実習による性感染症の感染を予防するために、合宿参加希望者には、合宿申込の時点で、

　　エイズ検査の受診と、報告書の提出を義務付けています。

　・性交渉に支障をきたす恐れのある疾病・障害を有している人は、合宿への参加資格を付与しません。

　・応募者が、実習に参加するのにふさわしい一般常識・礼儀作法・動機・資質を備えているかどうかを、

　　書類審査と面接審査で、厳正に審査します。

　・個人情報とプライバシーの保護のため、全受講者に、受講に関する守秘義務誓約書への

　　署名・捺印を義務付けています。守秘義務に違反した場合、損害賠償請求の対象になります。

　・実習前の講義・ワークショップの段階で、実習に参加するだけの礼儀作法・資格が無い、と判断された場合は、

　　その時点で、当該受講者の参加資格を抹消します。

　【実習中】

　・実習中は、受講者同士がホテルの室内で二人きりになるため、不測の事態に備えて、

　　緊急通報用の携帯電話等を事前に渡し、いつでも運営スタッフと連絡が取れる状態、

　　いつでも運営スタッフが室内に駆けつけられるような状態を確保した上で、実習を行います。