2011-05-07T08:54:23
地震後にリリースした新曲「ジェットコースターラブ」がオリコン初登場1位をマーク。CDを出せばバカ売れする韓国の5人組グループ「KARA」は、分裂騒動にもケリがついた。所属事務所「DSPメディア」を相手に専属契約解除を要求していたメンバー3人が、訴訟の取り下げで合意。公式HPで円満解決を報告したのだ。
「KARAは日本でデビューした1年間にシングル3枚とアルバム2枚で約60万枚を売り上げた。推定売上金は15億円以上。さらに携帯電話のauやエステのTBC、ヘアカラーのダリヤのCM契約金を加えると莫大な金額になる。解散したらすべてパーだし、分裂しても収入が減るのは確実。メンバーの親たちは、このままモメ続けているのは得策ではないと判断したのでしょう」(韓国事情通)
韓国では、新しい女性アイドルグループが次々に誕生し、人気になっている。「ダンスも歌も一流」(芸能関係者)で、連ドラ「URAKARA」(テレ東)に抜擢された売れっ子の5人組も、オチオチしていられない。カネのドタバタが続くようだと、アッという間に別のグループに取って代わられてしまう。“解散”“和解”で揺れ動いていたものの、4月中旬には和解方向にシフトしていた。
「日本での活動をサポートしてきた国内の芸能プロがグループと距離を置き始めたのが大きかったようです。今は所属レコード会社のユニバーサルが新曲のプロモーションに協力していますが、解散同然の状態が続けば手を引く可能性も指摘されていた。誰もマネジメントしなくなれば、大金脈を失う。和解は当然の流れでしょう」(音楽ライター)
最初から最後までカネだった。
(日刊ゲンダイ2011年5月2日掲載)
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