原発停止「雇用に大きな影響」御前崎市長、政府を批判

2011年5月7日 13時33分このエントリーを含むはてなブックマークLivedoorクリップに投稿deliciousに投稿Yahoo!ブックマークに登録
(4時間1分前に更新)

 政府が中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)の全面停止を要請したことを受け、同市の石原茂雄市長は7日、市役所で記者会見し「雇用などで大きな影響が出る」と懸念を表明、全国の原発で浜岡原発だけを停止の対象にしたことを批判した。

 浜岡原発で同市の住民約1200人が働き、原発関連歳入が予算の4割以上を占める現状を説明。全面停止となれば「大変厳しい状況に陥る」と強調した。

 海江田万里経済産業相が5日に同原発を訪れ「地元の意見を聞きたい」と述べていたと指摘。「地元の意見をもう少し聞いてもらいたかった。浜岡原発だけでなく(国内の)全原発を見直すべきではないか」と述べた。(共同通信)

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