5日の大阪でのパチンコ禁止デモの参加者は50人位でしょうか。チーム関西の裁判が継続している割にはよく集まった方かもしれません。しかし最低限,見た目で体裁を整えるには,やはりもう一桁上の参加者が欲しいところです。
11日には頑張れ日本が国会包囲デモを実施します。さすがに彼らは我々より多くの動員を果たすでしょうが,それでも平日ですから,1000人前後というところではないでしょうか。デモが本来の機能を果たすにはこれでも足りません。
また21日には在特会が全国で5日の大阪でのデモと同じ趣旨でやりますが,こちらは東京でも200人というところでしょう。
ことほど左様に我々保守陣営は3年前位と比べても動員能力が落ちています。この現象は一昨年の衆院選後辺りにはもう意識していたので,
・昨年3月6日のエンントリーでその原因(リンクは
こちら)
・昨年3月16日のエンントリーでその背景(リンクは
こちら)
・昨年3月31日のエンントリーでその対策(リンクは
こちら)
・昨年4月11日のエンントリーでその結論(リンクは
こちら)
を書いています。ここではもうその内容は繰り返しませんが,一つだけ匿名投稿の是非について論じておきたいと思います。
当ブログのコメント欄は活動家限定ですから,当然,匿名否定です。しかし我々の仲間のブログ,掲示板等を見ると,肯定派と否定派に分かれています。色分けすると大体次のとおりでしょうか。
★肯定派 西村修平さん,瀬戸弘幸さん,桜井誠さん,阿部元彰さん,槇泰智さん,渡辺裕一さん,有門大輔君
★否定派 金友隆幸君,当方
★コメント実名派 松本英志さん,金澤春彦さん,児島謙剛君
コメント実名派も否定派の一類型ですからこうやって見てみると,組織リーダータイプと理論家タイプに大まかに分かれるようです。ブログのアクセス数から言えば当然のことながら,肯定派が圧倒的に多くなっています。
この問題は,宣伝の効果性と運動の安定性維持のトレードオフの問題で,運動には常につきまとっています。確かに匿名投稿を認めると客寄せにはいいのでアクセス数は上がるのですが,運動の安定性という点では若干,影響を受けるところがあります。
最悪の対応はコメント欄を放置しておく対応で,これはコメント欄が2ちゃんねる化して語る保守を増やすことにしかならず,むしろ運動の妨害にしかなっていません。
そして近年の参加者数の伸び悩みから見て,この問題には結論が出たように思います。ブログのアクセス数上昇は必ずしも参加者数の増には結びつきません。参加者数の増をもたらすのはひとえに結果を出すことです。そのためには他人の批判を恐れぬ行動が必要であり,コメント欄を気にする余り自らの行動が制約されているようなら,それは本末転倒でしかありません。
- 2011/05/07(土) 11:10:39|
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