香港  2011年5月6日(金曜日)
テイクオフ:「ウサマ」と「オバマ」…[社会]

「ウサマ」と「オバマ」は日本語で比べるとそうでもないが、英語のつづりはよく似ている。といっても、ニュースとして伝える時に間違えるととんでもないことになる。

「9・11」を首謀したとされるウサマ・ビンラディン容疑者が米軍によって殺害された。ここ香港では地元英字紙が中見出しで「Osama」を「Obama」とやってしまい、訂正していた。これでは殺す側の大将が逆に殺されてしまったことになり、何とも言い訳のしようがない大失態となった。

折しも、香港記者協会による調査で「メディアで働く労働者の半数が、待遇が悪いことを理由に転業を考えている」との結果がメーデーを機に報道されたばかり。調査結果と同英字紙の失態との因果関係は不明だが、香港メディアの重要性を考えると、メディア従事者のやる気が落ちていないことを願うばかりだ。(文)<香港>

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