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2011年5月6日(金) 19:30 |
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消防車での救命措置が可能に
今月から岡山市消防局では、緊急時にまず消防車が現場にかけつけ、救急車が来るまでの間、救命処置を行うことができるようになりました。
これは心肺停止が疑われるような場合や、救急車が出動中で、すぐに現場に到着できないときなどに、心臓蘇生の治療器=AEDを積んだ消防車がまず現場にかけつけ、救急車が到着するまで、消防隊員が処置を行うというものです。 消防隊と救急隊が連携をとり、救命率向上をはかるのが狙いです。 以前から、救急車と消防車が連携をとって救急活動を行っていましたが、新たに消防隊員がAEDを使えるようになり、1分を争うようなケースで、より早い処置が期待できるといいます。 すでに今月、消防車が8回救急活動に出動し、このうち2回は消防隊員が、AEDを使って救急処置を行ったということです。 消防局では、救急現場に消防車が駆けつけることがあるので慌てないでほしいと、呼びかけています。
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