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2011年5月6日(金) 19:30 |
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厚労省の要請受け生肉の監視を強化
厚生労働省は都道府県に対し、飲食店などで衛生基準が守られているかどうかを緊急に調査するよう要請しました。 これを受けて、岡山県や岡山市では、焼肉店などに立ち入り調査などを始めました。
このうち、岡山市北区の焼肉店では、岡山市保健所の職員2人が訪れ、厨房に入りました。 そして経営者立会いの下、食肉の保存や、管理が適切に行なわれているかや、調理に使う器具の洗浄・消毒が行なわれているかなどを確認していきました。 岡山市保健所では今後、全ての飲食店に対してユッケなど生食での提供の自粛を申し入れることにしています。 また、岡山県も監視や指導の強化を始めました。 職員が6日立ち入ってチェックを行った玉野市のスーパーでは、生肉の取り扱いがなかったため、肉の表示などについて確認がおこなわれました。 県では、スーパーや焼肉店など、食肉を提供するすべての店舗に立ち入り、管理の仕方や、調理過程について点検する方針です。 また県では、県民に対しても、加熱を十分にして食べることや、調理器具の洗浄・消毒をしっかりすることなど食中毒に対する予防を呼びかけています。 一方、香川県と高松市は飲食店にたいして、生食用の食肉を扱っているかどうか聞き取りを行ったあと、衛生基準が守られているかどうか、立ち入り調査を行うとしています。
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