「中日0-3巨人」(6日、ナゴド)
意地を見せた。巨人・内海が6回を3安打無失点で3勝目。「ナゴヤドームは昨年、本当に苦しかった。初戦で何とか取れるように必死で頑張りました」。チームのレギュラーシーズンでのナゴヤドームの連敗を9で止め、ほおを緩めた。
自身も昨年は2戦2敗だった敵地マウンドで、気迫をこめた。強気に右打者の内角をグイグイ攻めた。チェンジアップも効果的に使った。走者を出しても心が折れることはない。粘りに粘って相手に得点を許さなかった。川口投手総合コーチも「気持ちが出ていた」と絶賛した。
悔しい気持ちは、マウンドで晴らすしかなかった。本来なら4月20日と5月4日の阪神戦で先発する可能性があったがいずれも“回避”。今年の阪神との試合形式練習2試合で合計12失点という相性の悪さが考慮されたものだが、左腕エースとしては複雑な心境だった。
だがこの夜の登板に備え、集中力を切らさず、必死に走り込み、投げ込んだ。内海は「気合が入っていた?そういう気持ちで投げました。チーム方針なので、僕は任された試合で結果を残せるように頑張ります」と力強く言い切った。
ナゴヤドームでの勝利は07年8月以来。「これからナゴヤドームで勝てるように頑張っていきたい」。虎キラーはしばらくお預け。まずは“オレ竜キラー”として奮闘する。
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