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更新日:2011年3月3日
2009年10月24日、マサイキリンのメスの歓迎式を行いました。
2008年11月2日、国内最高齢(30歳)のマサイキリンのメス「タカヨ」が亡くなり、オスのユウマは寂しく暮らしていましたが、10月15日、熊本市動植物園より、5歳のメス(2004年8月26日)がお嫁さんとしてやってきました。
10月13日の午後に熊本を出、フェリーに揺られて3日間の旅を終えて、無事に札幌に来てくれました。
なお、円山動物園に迎えるにあたり、お嫁さんには新たに「ナナコ」と命名いたしました。
小柄で愛らしいナナコを一目見たときからユウマは夢中になってしまった様子です。早ければ再来年の春に赤ちゃんの誕生が期待できます。
※命名の経緯について
2008年7月、セブンイレブン円山動物園店がオープンしました。その折、いずれかの時点で「ナナコ」というメスのキリンをプレゼントしたい、というお申出をセブンイレブン様より頂いておりました。
同年11月にタカヨが亡くなってしまったため、なるべく早く「ナナコ」を、とのお申出を再度頂きました。
円山動物園では、これをありがたくお受けし、「ナナコ」となってくれる若いメスのキリンを探し、熊本市動植物園さまが5歳のメスのマサイキリン「小夏」のご提供を承諾くださいました。
セブンイレブン様には、熊本から札幌までの輸送費と、その後のアニマルファミリーとしての、ナナコを育むための末永いご支援をお約束いただき、深く感謝しております。
そして、小夏を快く札幌に送り出してくださった熊本市民の方々、特にお別れ会を開いて名残を惜しんで送り出してくれた熊本の子供たち、ここまで大切に飼育していただきました熊本市動植物園のスタッフの皆さまに、厚くお礼申し上げます。
円山動物園では、これから先、市民・企業と一体となって、ナナコを大切に健やかに育んでいきます。
また、2008年11月に亡くなったナナコの祖母にあたるタカヨは、7頭の立派な子供たちをこの円山から各地の動物園に送り出しました。
この先ユウマと仲睦まじく暮らしていく中で、たくさんの子宝に恵まれますように、という思いをナナコという名に託しております。
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