どーもー!やなピーです。
←私がエンジンを組む時に使っているトルクレンチ等です。
(あまり使わないのもありますが)
「場所によって使い分けてます・・・・・・・・・」
これでは、普通すぎるコメントなので、すこし補足を・・・
ボルトの締結でトルクって実はあまり重要でない(あてにならない)です。
重要なのは、軸力。
メーカーの指示は、ヘッドボルト等の締め付けが角度法か塑性域締めが多いですよね?
これは、誰が締めても目標軸力に到達させたいから、だと思います。
同じ人間が、同じようにボルトを締めても、トルク管理だけでは軸力はばらつくはずです。
じゃあ、そんなにトルクレンチいらねーんじゃね?
・・・・・たしかに
今日の本題「大阪府、H様 EJ20 クランクにコンロッド組み付けました」
コンロッドボルトはこのように、ボルトの伸びを見て、軸力を一定にしてます。
このとき、トルクレンチを使って、角度も見ながら締めてます。が、重要なのは伸び量です。
トルクと角度は参考に見てるだけ(?)です。トルクは55Nm前後でした。
コンロッドボルトは両端が見えてるので、簡単に測れます。
で、ヘッドボルトは?
スタッドボルトでしたら、測れなくはないですが、その計測器は200万円位らしいです。
私はスタッドボルトじゃなくても上の写真のトルクレンチだけを使って軸力を一定にして組んでます。
マニュアルどおりで問題はないでしょうが、無駄に締め上げてヘッドやシリンダーを変形させるより、面圧を上げつつ一定にした方がいいと思いますので。
目に見えない部分にも気を使って組み立てております。
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Posted at 2011/02/21 11:01:06 | |
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