現在位置:
  1. asahi.com
  2. ニュース
  3. 政治
  4. 国政
  5. 記事

乱立震災「本部」見直し 枝野氏「誤解招いたので整理」

2011年5月6日17時4分

印刷印刷用画面を開く

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

 枝野幸男官房長官は6日の閣議後会見で、東日本大震災後に相次いで立ち上げた組織を見直すと発表した。「本部」が乱立し、指揮命令系統が不明確との批判を受けていた。9日付で、一部を残して「チーム」や「対策室」に格下げする。

 首相を本部長とする対策本部は、法律に基づいて設置した「緊急災害対策本部」と「原子力災害対策本部」、さらに菅政権が今国会に提出を予定する復興基本法案に盛り込んだ「復興対策本部」の3本部とする。枝野氏は「指示系統が混乱しているわけではなかったが、誤解を招いたので、各組織の関係を整理した」と説明した。

 東京電力と連携するために設置して、首相が本部長を務めている「福島原子力発電所事故対策統合本部」は、経済産業相がトップの「政府・東京電力統合対策室」に衣替えする。「被災者生活支援特別対策本部」も、「被災者生活支援チーム」に改める。

関連トピックス

PR情報
検索フォーム

おすすめリンク

東電が示す工程表には事態の好転の兆しが。だが極秘資料には『厳しい現実』が示されていた…。

国難から再生するために克服すべき課題は? リスク分析を進めながら、復興への道筋を模索する。

東日本大震災の災害救援で自衛隊と米軍は「共同作戦」を展開。日米同盟にとって未知の領域で当初、行き違いもあった。


    朝日新聞購読のご案内
    新聞購読のご案内 事業・サービス紹介