政治【米公電流出】辺野古移設容認伝達を否定 ウィキリークス問題で鳩山氏2011.5.6 08:11

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【米公電流出】
辺野古移設容認伝達を否定 ウィキリークス問題で鳩山氏

2011.5.6 08:11

 【北京=中国総局】鳩山由紀夫前首相は5日、首相在任中の平成21年末の段階で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の新たな移設先が見つからなければ沖縄県名護市辺野古への移設を容認する意向をクリントン米国務長官に伝えたとの一部報道について、「私は少なくともクリントン国務長官にはそのような発言はしていない」と否定した。訪問先の北京市内で記者団に語った。

 この事実は、内部告発サイト「ウィキリークス」が公表した米公電で明らかになったとされる。鳩山氏は当時、辺野古移設を明記した18年の日米合意見直しを進めていたが、「沖縄の皆さんの思いを考えれば、(辺野古移設は)できないと思っていたから、できる限り『最低でも県外』を求めて努力してきた」と記者団に説明した。

 ただ、22年5月の日米合意で結果として辺野古移設案に戻ったことについては「それが実らなかったことは、私の不徳の致すところだが、残念だ」と述べた。

 一方、外務省高官が民主党政権の外交政策を批判したとしたとの公電情報については「普天間があのような(県内移設の)方向になったことを考えれば、私の考え方が外務省には理解できなかったのではないか」と語った。

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