焼肉チェーン店の集団食中毒で、新たに富山県の16人が食中毒の症状を訴えていることが分かりました。

 新たに分かったのは「焼肉酒家えびす富山山室店」で、先月22日から25日にかけて食事をした16人です。このうち40代の女性から腸管出血性大腸菌「O111」が検出され、別の女性1人が重症です。富山市によると、16人は生肉のユッケを食べたということです。これで、焼肉酒家えびすのチェーン店でユッケを食べて食中毒の症状を訴えているのは、富山と福井、神奈川の3県で、死亡した4人を含めて94人に上ります。また、3人が食中毒の症状を訴えている横浜市旭区の系列店に横浜市が立ち入り調査に入りました。従業員ら20人分の便を採取し、検査するということです。

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