【東京】枝野幸男官房長官は7日午前の定例会見で、沖縄を「ゆすりの名人」などと発言して更迭された米国務省のケビン・メア前日本部長が辞任したことについて、「彼が米政府の中で日米関係や沖縄に関するしかるべき仕事をすることは受け入れがたいと思っていた。(辞任は)そのとおりということかなと思う」との見解を示した。
4月下旬から5月上旬に予定されていた日米安全保障協議委員会(2プラス2)の開催については「従来想定していた日程やタイミングを前提に、米側と事務レベルですり合わせをしているが、震災の影響で最終の結論は出ていない」と述べた。