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変死体:青木ケ原樹海で発見 自殺に見せかけ遺棄の疑い

 山梨県富士河口湖町の青木ケ原樹海で先月26日、暴行を受けた痕がある遺体が見つかっていたことが、県警への取材で分かった。遺体は東京都内の男性で、発見時、首をつったような状態だった。県警捜査1課と富士吉田署は、何者かが自殺に見せかけて遺体を遺棄した疑いがあるとして捜査を進めている。

 捜査関係者によると、県警は、遺体に暴行痕など不自然な点があることから、発見翌日に司法解剖を行った。しかし、遺体の腐乱と損傷が激しく、死因は特定できなかったという。県警は男性の家族らから事情を聴き、交友関係などを調べている。【春増翔太】

毎日新聞 2011年5月5日 11時13分(最終更新 5月5日 11時36分)

 

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