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弊社サイトは絵本の書評が豊富ですが、
“夏の雨”さんは『雨の降る日は考える日にしよう 』の書評の中で「大人こそ絵本を」という著者の柳田邦男さんの言葉に賛同されています。「絵本は母親の手に似ています。どこかほっとさせ、勇気づけてくれるぬくもり。大人にだって、そんな手のぬくもりが必要な時があります」。いやあ、本当にそうですね。良質な絵本は、強いメッセージが平明で柔らかい表現で 描かれています。大人の人生指南書としても使えるものだと思います。“夏の雨”さんは『ようこそ、絵本館へ』の書評の中で、「人生の半ばを過ぎて、絵本の魅力にはまっている」と書かれていましたが、そういう人はもっと増えていいのではないでしょうか。この本には“サムシングブルー”さんからも書評をいただいています。「これからも絵本を再読するたびに、そのとき感じた気づきはさらに大切なものへとなっていくことでしょう」と書いておられますが、大人になってからの「気づき」は幼少の頃よりも更に複雑で重い意味を人生に及ぼすことになるような気が致します。そう言えば、“うっちー”さんは「書評の鉄人列伝」のコメントで「電車で、児童書を読む私のとなりで、どこかの小学生の男の子が大人の文庫本を読んでいました。本と顔を見比べて、お互いに思わずニヤリ」と綴っておられましたね。自分を育てるための絵本の読書。その輪がもっともっと広がるといいと思います。

★書評の鉄人“まざあぐうす”さんが著書を刊行されました。
『お月さん、とんでるね』
★書評の鉄人“Living Yellow”さんが訳書を刊行されました。
『自信をはぐくむ』
★書評の鉄人“浦辺 登”さんが著書を刊行されました。
『霊園から見た近代日本』
★書評の鉄人“ホキー”さんが共著者として参加されています。
『教師になるには 2012年度版』
★書評の鉄人“みどりのひかり”さんが著書を刊行されました。
『般若心経物語』


<2011.5.6 オンライン書店ビーケーワン販売部 辻和人>

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毎週金曜日更新。 最近1週間の投稿分から「これは!」という書評をご紹介します。 書評も本も読み応えあり。オススメです!

ばんば憑き ★★★★★
ゆこりん/珠玉の短編集
表題作の「ばんば憑き」では、老女が淡々と50年前のできごとを語る。ちょっと不思議な話だとは思ったが、それほど怖さを感じなかった。けれど、読み終わった後にじわじわと怖さが湧き出てきた。「やはり人の心は怖い。」そう思わせる話だった。また、「お文の影」では、子供の数より一つ影が多いというぎょっとするような話だが、こちらは怖さよりも切なさのほうが大きかった。5歳の女の子に起こったできごとは、哀れと言う以外

いすゞ鳴る ★★★★★
saihikarunogo/一人前の御師になるのは維新の頃になるはずだが……
お伊勢さんには、小学六年生のときに修学旅行で行ったことがある。今から思うと、当時の私には、お伊勢さんという目的地よりも、同じ学年の子たち全員と一泊の旅行に行く、ということのほうが、重大だったような気がする。たぶん、私たちを引率した先生方にとっても、そうだっただろう。別の意味で。江戸時代の御師も、現代の小学校の先生方と同じだったようだ。深川の伊勢講を先達する御師の行徳が、両替商の伊勢屋の隠居の勘兵衛

恋文の技術 ★★★★★
たけぞう/森見登美彦さんは愛すべき阿呆だ。
最近,どうも妄想作家に心を奪われているんじゃないかと心配している。これは妄想全開の作品。ペンギン・ハイウェイと他作の書評を見て,読もうリストに入れた作家さんである。恋文の技術は,モリミーといわれる所以が爆裂しているヘンタイ書簡集であった。「モリミー」とは森見さんを愛する読者たちがつけたニックネーム。ご本人はお気に召さないらしいが、モリミーの意味がよく分かった。こんなのばかり読んだら、あだ名の一つも

ヴォイド・シェイパ ★★★★★
はぴえだ/空虚の先にあるもの
ふしぎな読み心地のする作品だ。ジャンル分けを試みるとしたら、時代小説に分類されるかもしれないのだが、全くもって時代小説の匂いがしないのだ。舞台は、侍が生きる時代だが、文章がお約束にとらわれておらず、自由で、作者特有のシャープさがあって、とても現代的。そう、本来あるはずの、時代小説を読む時に感じる、突っかかりがほとんどなく、現代物を読んでいるようにしか感じられず、とても新しい。表現方法が「スカイ・ク

冷ややかな肌 ★★★★
ぜのぱす/不思議な読後感のサスペンス・ミステリー
明野照葉、初めての作家である。この数年、お馴染みの作家(=安心して読める)の作品ばかりを読んでいるので、少し新しい作家を開拓しよう、と、最近出版された中から、タイトルで選んだ作品、『冷ややかな肌』を読んだ。不思議な読後感のサスペンス・ミステリーであった。一流総合商社の総合職に就職したはずが、結局は、一般職と変わらぬ仕事ばかりで10年、挙げ句の果てに、リストラ対象の後輩、小谷野良佳(こやのよしか)の

阪急電車 ★★★★★
kumataro/お勧めします。
阪急電車有川浩幻冬舎文庫阪急電車には、乗車したことがあると思うのですが、身近ではありません。また、車で移動するようになってからは、鉄道を利用することがなくなりました。電車通勤の苦痛は覚えています。さまざまなわずらわしい乗客がいてストレスのもとになっていました。ところが、この物語は痛快です。でも、最終的には、この物語は現実には起こらない「夢」です。だけど、「夢」だからいいのです。今年読んで良かった1

卵をめぐる祖父の戦争 ★★★★★
オクー/青春の輝きとたくましさを描いて見事!「卵をめぐる祖父の戦争」。
著者の祖父の話、という形で綴られる物語。ハヤカワのポケミスから出ているので昨年のミステリーベストテンにも選ばれてはいるが、ミステリーの要素はほとんどない。裏表紙に書かれている「歴史エンタテインメントの傑作」という言葉が一番ピンと来る。さてこの物語、時は1942年の1月、場所はソビエトのレニングラード、ドイツ軍がここを包囲した壮絶なる「レニングラード包囲戦」の真っただ中の話だ。主人公のレフは17歳。

羽州ものがたり ★★★★★
紅葉雪/「歴史」を元にした話(特に子ども向け)は、難しいのですが……。
さすがは菅野雪虫さん、と言うべきだろうか。西暦878年に起こった「元慶の乱」をベースに、大変読みやすいファンタジーとなっている。羽州に暮らすムラ長の娘、ムメは、ある時、都から来た少年・春名丸とであう。春名丸、ムラに暮らす少年カラス、ムメは親しくなり、何ものにも変えられない大切な時間を過ごしていく。さらに春名丸の両親から色々な事を教わり、さまざまな物の見方を覚えていくムメ。だが春名丸の一家が、父親の

迷える者の禅修行 ★★★★★
ゆうどう/真面目な仏教者
ドイツ出身の大男(身長190cm、足のサイズ29cm)の若者が、日本の曹洞宗、臨済宗の禅寺で修行し、安泰寺の住職になるまでの軌跡。寮生活を送った高校時代、先生の勧めで坐禅サークルに参加するようになったのが、仏教との出会いである。その後、ベルリン自由大学で哲学、物理学、日本語を学び、「現成公案」で修士号を取った後、博士論文を書くという名目でもらった奨学金を元手に来日して禅修行に励む。大学在学中に留学

THE ANSWER ★★★★
セカンド・プラン 「ミリオネア サイド」/信じるための習慣の力
信じる力は特別なものではない。信じることに真実が必要なわけでもない。信じることは単に脳の神経パターンに過ぎない。このパターンを作るには、繰り返しが必要だ。習慣的思考がいかに強い力があるかが本書より読み解ける。地球が太陽のまわりを回っていようが、太陽が地球の周りを回っていようが、そのどちらでもなくても、私たちは繰り返し見聞きするほうを信じてしまう。実際に回っているところを見ることができなくても信じて


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