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火山噴火
自然界の脅威は、地震だけではありません。
火山噴火もそのひとつです。
大昔の人々は「神の怒り」と受け止め、映画の題名にもなった「ヴォルケーノ」はローマ神話に出て来るウルカヌス神が語源です。
この火山噴火の最古の記録は、ヴェスヴィオ山の大噴火です。
古代都市ローマのポンペイとヘルクラネウスが消滅したのは、皆様もご存じだとは思いますが、あれ程の大噴火が起こると火山灰よりガスの方が恐ろしい凶器になります。でもネ。
火山噴火は、私達の生命にとっては脅威でも、地球が命を保つ為には最も重要な活動なのです。
私達の体内に、血液が肉体を維持してくれているようにです。
あのマグマには植物が成長するのに必要な成分、カルシウムやリン、マグネシウム・カリウムに硫黄が含まれていて、それらを土壌に一日でも早く栄養を与える為に火山灰に浸み込ませて、天高く噴き上げているのです。
確かに私達には命にかかわる「神の怒り」にとれますが、地球星と考えると、この行為はごく自然な動作なのです。私は、今日どの山が噴くか分かりませんが、地球上にある550もある活火山のどれかが近く、それも近いある日、大噴火が起きると思っています。
フィリピンのピナツボ山・北朝鮮の白頭山・インドネシアのタンボラ山・アラスカの地もいつ噴き上がるか分からない山もあるし、北米太平洋岸を揺るがすであろうセント・ヘレンズ山は、今回の日本の揺れで活発になったと思われるのです。
一瞬にして陸地を5mも動かしたのです。
影響がないはずがありません。
もしも、今後このセント・ヘレンズ山か周辺の何処かの山が噴火すると、破壊的な大洪水や泥流が人々を苦しめる事でしょう。
それと、次の年には気温を下げ、夏に雪が降る現象も起きる事でしょう。
これらの噴火は北米プレートと関係があり、マグニチュード5クラスの地震が誘導する事になると思われますので、十分気を付けて下さい。
地図を見るとカスケード山脈と書かれた一帯は、地震と噴火に注意をしなくてはいけない場所になってしまったようです。
日本は4つのプレートが繋ぎあった場所にある為にどうしても地震は避けられない定めになっていますが、今回の大地震で北アメリカプレートを刺激した事は間違いありません。
勿論、他のプレートにも動きを与えました。
スマトラ沖の大地震から6年と9カ月目に日本に大地震が起き、太平洋を渡り、次なる地、北米にいつ大災害が起きるのか、そんなに遠くない日である事を今日は感じてしまっています。 -
断層が落ち着いていません
今日こそは皆様を楽しい気分になって頂こうと思っていましたが、この間の揺れが大き過ぎて5mも動いてしまった事もあり、東北を中心とする断層がしっかりと落ち着いていません。
だから、どうしても揺れやすく、ついつい油断大敵と書きたくなるのです。 -
親切って
親切って、自然に出る行動や態度の事です。
頭の中で考えての親切心など生まれません。
サァー、やってみましょうよ!
人を思いやる気持ちを持って、気持ちが良い事ですよ! -
感謝心を持てる心を
流れゆく雲を見つめていますと「故郷」の歌を口ずさんでいました。
うさぎ追いし かの山・・・都会育ちの私には、この歌の内容のような光景は思い出せませんが、
この歌詞にあるように、故郷とは思い出が詰まった場所です。
私が40年近く住んだ神戸も、青春時代の思い出の場所が、あの阪神淡路大震災で消えてしまいました。
ヘップバーンを見に行った映画館
友と語った、有名ではない公園
育った街は全て焼け果て、思い出は目の奥に記憶した影色だけしか残っていません。被災地の皆様のお気持ちをどう捉えて良いのかは体験した事のある方しか分からない事でしょう。
私は、阪神淡路大震災の時は大阪に住んでいたので、大きな被害はありませんでしたが、
新大阪駅も、ホームはかなり大変になっていました。
あれから、17年が経ち、神戸の街々も震災以前とあまり変わらずに動いていますが、
私が育った街々は裏手に行くと、未だ空き地があるようにも映ります。
17年と云う月日は短いのか、長いのかは、人の心の中にあり、神戸の人達の胸の内には、あの日の事が未だに刻まれていると思われます。この度の被災地は現在まだ進行中です。
埼玉の我家でも、宮城で震度4の揺れがあると、揺れを感じます。
「アッ 又揺れた」
と思えるのですから、震源地の皆様はもっと心が萎えておられる事でしょう。
「元気を出して」「頑張って」
どんな言葉を掛けるよりも、少しでも明るい未来が見えないと人々は心を病んでしまいます。
「福島原発事故」も、未来に不安を与えていて、いつ終止符が打てるのかとご心配のことと思います。
今日は朝から被災地の皆様がどのように書くと元気になって頂けるのかと考え続けているのですが・・・。でもネ、やっぱり、日本人気質って世界に誇れる忍耐強さは、ずば抜けているとしか思えません。
それと、団結力もでし、ご自分達はもっとスピードを上げたいと思われておられますが、自力のパワーは、
神技と思える力強さがあり、東北人の頑張りは都会人では考えられないエネルギーがあり、
私の見える世界では、この秋には漁港から船も出港します。
田畑は少しお休みになるかもしれませんが、学校に通う子供達も明るい笑顔を取り戻し、
どこの酒造なんだろう、事業を再開させる為に動き始めています。
自力で復興を目指す人々の力強さは見ていても心地が良く、人間力の凄さに圧倒されます。
「年内の辛抱ですよ」
勇気を持って一歩一歩、歩みだして下さい。
小さなお店も、ひとつ又ひとつと開店し始めています。昨日が、大地震から49日目でした。
今日は、50日目。
100日目には、被災地のエネルギーはパワーアップされます。
それより、なによりも、被災しなかった私達が被災した方々のことをいつも心に思い、日本人一丸となって、自然災害に立ち向かう事です。日本は今回、地震で地下が大きく変化をせざるを得ない状態になってしまいました。
その為に、暫く揺れは覚悟が必要です。
だからと云って心配して待っていては体内のエネルギーがダウンします。
内陸部は、津波の心配はありません。
それ故に、備えあればと日頃から何か起きた時の行動を考えておいて下さい。皆様の心に今あるものは「不安」だと思いますが、不安に思われる前に今、生きている事を喜び、自分に与えられた事をおやりになる事です。
そして、愛する人には愛を言葉や行動で表し、後で後悔をしない日々を送ってください。
思い遣りの精神と笑顔は必ず自然界にも通じて、我国に明るい毎日がやって来る事でしょう。
被災地のニュースが少なくなり掛けている今、改めて私達は感謝心を持てる心を育てようではありませんか! -
シソ
今日は紫蘇のお話を致しましょう。
紫蘇の「蘇」とは、悪魔をさし、お正月のお屠蘇の「屠」とは葬る事を云うそうです。
悪魔を葬るのに飲むお酒って、お正月でなくても飲みたいものですが、昔の人は同じお酒の飲み方でも、その時折りにどこかしら、息衝きを思わせる言葉を使い、暮らしていたようです。
この紫蘇には、どうやら魔除けの力があったと思っていたらしく、紫色の葉の事を紫蘇と呼び、解毒剤として食べていたのです。
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