■ 焼き肉店食中毒、午後にも強制捜査
生肉のユッケなどを食べた4人が死亡した集団食中毒事件で、富山県警と福井県警の合同捜査本部は、6日午後にも強制捜査に踏み切る方針を固めました。
この集団食中毒では、「焼肉酒家えびす」の富山・福井・神奈川の3県にある系列店で、ユッケなどを食べた79人が食中毒の症状を訴え、4人が死亡、23人が重症となっています。 富山・福井両県警の合同捜査本部は、生肉を提供していた店側と食肉卸業者、両方の衛生管理に問題があった可能性があるとみて、「えびす」を展開する「フーズ・フォーラス」本社や東京都内の食肉卸業者などを6日午後にも業務上過失致死傷の疑いで強制捜査する方針を固めました。肉の流通経路を調べ、集団食中毒の全容解明を進める考えです。(06日09:52)
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