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J・デップ&ヒデ復興タッグ!意気投合

日本メディア用特別会見に出席した(左から)ジョニー・デップ、中田英寿=米・ロサンゼルス市内
 
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日本メディア用特別会見に出席した(左から)ジョニー・デップ、中田英寿=米・ロサンゼルス市内  

 米俳優のジョニー・デップ(47)が現地時間4日、米・ロサンゼルスでの主演映画「パイレーツ・オブ・カリビアン 生命(いのち)の泉」(20日公開)世界合同取材日に、日本メディア用特別会見を実施し、東日本大震災の被災者へメッセージを送った。日の丸の横断幕に「最大の敬意とすべての援助をいつも(あなたに)」と書き込んだデップの思いは、日本人代表として駆けつけた元サッカー日本代表・中田英寿氏(34)へ託され、“日米強力タッグ”による復興サポートが約束された。

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 世界を股に掛けて活躍する2人が、被災地支援のためにガッチリと肩を組んだ。

 会見場に姿を見せたデップは、20人弱の日本報道陣に対し、いたわるような視線を送った。「皆さんが安全に来られたこと、心からうれしく思います。また皆さんの家族、友人が安全であることを祈っています」と最初に気遣う言葉を発した。日本を代表し来場した中田氏は「日本が大変な今、私にできることで日本の支援をしていきたい」と優しく呼びかけるデップの姿を頼もしそうに見つめた。

 「あなたがメッセージを書いてくれることが大切で、日本にとって意味のあることだと思います」。中田氏から促されて横断幕に向かったデップは「最大の敬意と私のすべての援助をいつも(あなたに)」と真剣な表情で書き込んだ。

 17日に日本で開かれる同作のジャパンプレミアへの来日がかなわず、デップ自らが希望した異例の1国限定会見だった。この日朝から40カ国以上のメディア取材を受けた後、午後7時半から臨んだ場だったが、疲れは見せなかった。デップから熱いエールを託された中田氏は「初対面でしたが、立ち居振る舞いに人間性が出ている方だった」と感無量の面持ちだった。

 デップの思いが詰まったメッセージ入り横断幕は、ワールドプレミア(米)、ロシアプレミア、イギリスプレミアを経由して日本へ届けられる。ペネロペ・クルス(37)ら共演者、監督、各地のファンも書き込みを行うという。

(2011年5月6日)

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